家系ラーメンを40代目前にして1度も食べた事がない。
興味はあるものの住まいは地方。繁華街に出ても有名店は「無い」。
食べたい。
あるじゃないか。カップ麺という疑似体験出来るものが。
2018年5月14日。それはセブンイレブンに並んでいた。
サッポロ一番「野郎ラーメン」濃厚豚骨野郎レーメン
正式名称は
東京・渋谷センター街総本店「野郎ラーメン」濃厚豚骨野郎ラーメンと覚えるのに一苦労しそうな商品名だ。
初めて食べて明らかに「失敗」をしたのでレビューを通して共有したい。
あなたが美味しく食べれるように。
お値段は税込221円。
袋麺派の筆者はあまりカップ麺を食べる事はないから少し高く感じてしまったのは内緒だ。
同社のサッポロ一番味噌ラーメンだと221円も出せばスーパーの特売日に5袋買えたリするから贅沢品と感じてしまう。
元を取らなくては。全力で食べよう。
開封!
『おっ!お肉けっこう入ってるじゃん。』
お湯を注いで待つこと4分。
※この商品は熱湯を注いで5分で完成です※
『野菜が増えた!(笑顔)』
固めの麺が好きな筆者はいつも1分早く食べ始める準備をする。
5分なら4分で開封して調味料などを入れる。
早め早めに行動した方が「食べる時」に麺が丁度良い固さになるから。
それでは
いただきます!
モチモチの麺とあっさりしたスープがよく合う。
あっさり?家系なのに?
ん?スープを飲んでみよう。
濃厚は?濃厚部分はどこ?
油っこい感だけが強いけど?
家系ってこういう事?
香ばしく炒められた野菜の香りだけが救い。
ちょっと期待外れ。いや。大分期待外れ。
肉そぼろと一緒に食べると少し濃くなったけど・・・
『うーん。納得いかない。』
野菜も「もっと」一緒に食べたいなぁと底をすくう。
ん?色が変わった?
『はっ!混ぜなきゃ!』ヒラメキ。
底を混ぜ混ぜするとみるみるスープが濃くなっていくのが分かる。
食べる!
『濃厚!』
混ぜると豹変した!
野菜の香ばしさが「もっと」際立ち、肉そぼろがスープの旨味を吸い込み「もっと」濃厚に。
少しとろみを帯びたスープが濃厚に豚骨の香りを放ち始める。
香ばしい野菜、ギュッと詰まった肉そぼろ、濃厚スープのコショウのピリ辛にモチモチの太麺がよく絡み満足する食感と味に変化をした。
『初めから全力で混ぜてれば良かった!』
スープがこれまた美味しくて、炒めた野菜の香ばし過ぎる香りとコショウの効いた豚骨スープの香りがダブルでお鼻に直撃する。
ニンニクの旨味を舌のどこかで感じてとろみのある濃厚なスープを麺を食べた後に飲むと美味しさは最高潮。
だけど。
このスープの旨味に気が付いたのは麺を「ほぼ」食べ尽くした後。
残った野菜と肉そぼろでスープを楽しむという結果になってしまった。
だから。
このサッポロ一番「野郎ラーメン」濃厚豚骨野郎ラーメンはちゃんと混ぜましょう。
混ぜて濃厚にしてから食べましょう。
カップ麺を普段食べない自分への戒めも込めて。
率直な感想は
『本物が食べたくなった!』
やはりカップ麺ゆえに野菜は物足りなかったです。
「沢山」の炒めたキャベツともやしのシャキシャキと太麺は絶対に「合う」だろうし、チャーシューも「もっと」食べ応えある方が「きっと」美味しい。
あくまで疑似体験。
スープは「近い」のでしょうけど「本物」とは結果離れてると思います。
「本物」の画像を調べて、キャベツは「ドサッ」ともやし「モリモリ」でチャーシューが「ドンッ」を見て増々本物が食べたくなった家系ラーメンを疑似体験した日。
カップ麺自体の完成度は高いです。素直に美味しいです。
ちゃんと初めから混ぜてれば「もっと」美味しかったと思うのでリベンジ確定です。
次は自分でもやしを用意してトッピングする。決意。
それでは
ん~!良い人生を!