いらっしゃいませ。
アラフォーです。子供と30歳差です。
即ち。
今小学3年生の息子と30年前に小学3年生だった私は同じなのです。
?意味分かりませんか?
私が2回目の小学3年生の気分を味わってると言えばお分かり頂けるでしょうか。
同じ目線で玩具を厳選し、親に玩具をねだる時にどうすれば買って貰えたかを私と息子くんとでタッグを組んで奥様に挑戦しております。
最近、最も有効だった手はスーパーのカゴにそっと300円の玩具を忍ばせる手でした。
その後、私と息子くんは奥様から家の中で「かくれんぼ」せざるを得ない状況になった事だけはご報告しておきます。
息子くんは仮面ライダーが大好物。
小学3年生にもなると仮面ライダーファンを一旦卒業する子が多くなる中、息子くんは未だに大好物。
仮面ライダーにハマった「仮面ライダーフォーゼ」辺りから300円玩具の虜に。
この300円シリーズが非常に精工で手足は曲がるわ、首もグルグル出来るわ、他のパーツをガチャガチャに付け変えれるわ、その他パーツもボコボコ発売されるわ、おまけにそのパーツが大人気やらでてんやわんや。
終いには400円とか出て来たりして『おぉ、ちょまてよ』になったり。
全部が全部を買い与えてたらどえらい金額になるので厳選して「欲しい」のだけ決めて私が発売日前日の深夜にコンビニをはしごしたりして。
息子くんが朝起きてきた時に喜ぶように机の上に並べたりして気分はいつもサンタさん。
シリーズが更新されても昔のを引っ張り出して来て遊んでいるので『費用対効果は抜群だよ!』と奥様にも納得して貰っています。多分。
30年前。
300円で買えた玩具と言えば「BB戦士」
初めて目にしたのは「武者ガンダム」
小学3年生の子供がおもいっきりおねだりしても貰えたのは100円。
(2年生だったかも)
母親におねだりをしてもどうやっても300円には届かず、日曜日に父親を駄菓子屋兼文房具屋に連れ出し全力で欲しいアピールをしてやっと買って貰った思い出。
父親が「武者頑駄無」を見てボソッと言った『頑張っても無駄』は一生忘れない。一生だ。
それじゃぁ「頑無駄」だ。
そこから「武者シリーズ」にドハマリして数を増やしていった記憶は息子くんと被る。
「血」だなと。
お小遣いをやり繰り
なんてせずに「如何に父親とおもちゃコーナーに行くか。」そんな事ばかり考えていた気がする。
家にほとんど居なかったせいか、300円という安価なお蔭か成功率は高かった。
父親との思い出の1つに300円の玩具は確かにある。
それに付随してアイスやたこ焼きを食べた思い出もある。
兄がより高価な物をスポーンと買って貰っていた思い出も。
それら全部をひっくるめて300円の玩具は子供にとって宝物なのだ。
と提唱しておく。
息子くんもそう思ってくれたら良いなと願って。
記憶を掘り起こし、兄が高価なものを買って貰っていた事を思い出す。
ファミコンだって私には内緒で、普段私が近づかない仏間で父親と兄がこっそりやっていたし、双眼鏡だって兄のは豪華で私のはプラスチックだった。
件の300円のBB戦士を買って貰った時に兄はファミコンソフトを買って貰っていた。
しかも私がやらないジャンルのを。
記憶なんて後から勝手に書き換えるものだからそう私が作り上げただけかもしれない。
しかしおねだりは「複数回安価」よりも「少数回高価」の方が良いのか!?と真剣に悩んだ思い出は確実にある。
私はいつも300円玩具や100円のガチャガチャやスーパーボール、キン肉マン消しゴムを買物に出かける度にねだっていた。
兄はそういう安価なものはねだらない。
要所要所でファミコンソフトやラジコンなどクリスマスプレゼントに匹敵するものをおねだりする。
そしてほぼ必ず手に入れていた。
親からすれば『いつもは弟ばかりでお兄ちゃんは我慢してるからたまにはね。』的な流れだと思う。
最近こんな事をよく思い出すから考えてみた。するとどうだろう。
我が家と全く同じではないか!?との結論に至ったのだ。
確かに娘ちゃんはおねだりは少ない。少ないがねだるものは高価なものが多い。
バスケットボールやらお洋服やら。
息子くんはおねだりの宝庫だ。欲望を隠しもしない。
300円玩具に始まりガチャガチャコーナーから引き離すのに苦労した時期もあった。
これは血か!?血縁故に同じなのか!?
単に長子は与えられて育ち、次子は自ら動かないと手に入らない事を分かった上での行動なのか。
興味は尽きない。
引き続き子供達を全力で見守る事としよう。
上の子の娘ちゃんの「少数回高価なおねだり」と下の子の息子くんの「複数回安価なおねだり」は長子と次子の差なのでは?と確信めいたものを抱いたけど結局何の役にも立たない事に気付いた私を置いて奥様と子供達が帰省する日。
寂しいじゃねぇかコンチクショウめ。
それでは
ん~!良い人生を!