触れる。
本来、気を許した相手にしか許したくない行為。
単純接触。
いつも通うお店は安心感がある。そんな感覚だと思って欲しい。
いつも通勤通学で見かける人が居ると安心する。そんな感覚。
触れなくてもいつも見る事で安心感を得る。大企業のCMばかり見てこの企業は親しみやすくて安心だ。そんな感覚。
今日はそんな小難しい話がしたいんじゃなくて現実に触れる事の大事さを書きたい。
私の実例を交えて。
私は心を許して欲しい、心を許している相手には積極的に触る。
取引先のお偉い方だろうが構わず。
『なんだただの変態か。』的な野暮なツッコミは受け付けない。
実例で言うと話をして突っ込みのタイミングで相手の二の腕を優しく触る。
始めは抵抗を示されるがそんな事はお構いなしだ。私は仕事が欲しい。
何度か繰り返す内に相手は「私が突っ込む時は触ってくる」が定着し心を開いてくれるスピードが加速する。
私はこんな簡単な方法で異常なまでに可愛がられている。
ある取引先の取締役は加速しすぎて私の肩もみ無しでは生きられない体になってしまった。
罪な男である。
どうしてそんな事を始めたかと言うと仕事が欲しいから。もあるけど単純に興味があった。変わりたかった。
単純接触効果にすがりたかった。
実践の効果は抜群で触り続けた相手から先に触られるようになったし心の開き具合も人によって程度はあれど概ね順調。
ただこの方法は諸刃の剣で1度嫌な受け止められ方をして「嫌いが加速する」と挽回は難しいので全ての人にオススメは出来ない。
しかし上手くいけば対人関係、恋愛関係でも効果は抜群なので興味がある方は「ザイオンス効果」で調べると面白い。
注意すべき点は自分が大人である事を自覚して同性、異性、年上、年下問わず礼儀を尽くした上で判断して欲しい。
そのくらい大人の、しかも他人を『触る』行為は気を使うものです。
単純接触を実践して色々と気付いた事がある。
触れる時間が長ければ長い程仲良くなる。
先日書いたばかりだけどパートナーとの触れ合う時間は愛の深さに比例すると思う。
勿論、子供も。
私は子供がこのようにTシャツや布団で頭を真ん丸にした状態が大好きである。
剥げるまで撫でまわせる自信がある。ボディへの強烈な1撃で幕を閉じるけど。
子供と触れ合える時間が短い私は全力で触る。
娘には足をマッサージ、頭ワシャワシャ。
息にはおでこヨシヨシ、頭をワシャワシャ。
キスだってする。
もう頭のてっぺんしか許されないけど。
お蔭かどうか
娘は中学1年生ながらお姫様抱っこさせてくれるし
息子は亀のように背中に乗ってユーチューブを見ている。
ハグは気分が向けばしてくれる。
奥様には無条件なのがツライけど。
父親が子供からの愛情度で母親に中々勝てない理由の1つに赤ん坊の頃の抱っこしていた時間の長さだと思う。
24時間付き添い、触れ続けた結果だと。
更に10月10日もの間文字通り体を共有していたのだ。
太刀打ちなんか出来ない。
それでも父親が子供からの愛を求めるのなら無償の愛を注ぐのは必須で『触れる』事が大事なんじゃないかと小さめの声で提唱してみます。
ある程度大きくなってしまったお子さんを突然触りだすと「嫌い」からのスタートになり兼ねないのでごくごく小さめの声で。
最近私の中で『触る』テーマが膨らんで止まりません。
どうしてワルそうな人達は結託が強いのか?
肩組んでいつも触れ合ってるから!?
どうして遠距離恋愛は別れる確率が高いのか?
簡単に触れ合えないから!?
等々。
そんなネタも浮かんでは消え、浮かんでは消えを繰り返して、今回もボツ記事にしようかと思ってましたがネタが他に無かった事は内緒にして終わりにしたいと思います。
それでは
ん~!良い人生を!