「おしい!広島県」
このキャッチフレーズを久々に思い出した。
広島が2017クライマックスシリーズで横浜に「1勝後4連敗」をして日本シリーズへの切符をぶん投げた。
3位のチームが1位のチームを破り日本シリーズへ進むのはセ・リーグ初の快挙であって広島県民の私からすれば「逆」快挙を貰いやがって。が正直な感想である。
リーグ制覇2連覇の快挙を1979年、1980年以来、実に37年振りに達成して興奮も醒めない中。
2016に達成出来なかった33年振りの日本一の期待が最高潮に高まった中。
蓋を開ければあの結果。
『悔しい』という感情より『うん。そっか。』の感情が強く、妙に落ち着いているのはにわかファンだからだと思う。
「にわかファン」だと私は自負するけど広島県民のほとんどは「にわかファン」だと思う。
熱狂的なファンの方も当り前に数多く存在する。
カープが優勝したら「居酒屋のカープ鳥」は全メニューを無料で振る舞うオーナーが居るくらい熱狂的なファンも。
でもファンのほとんどは「にわかファン」だと言い切りたい。
悪い意味じゃなくてそれだけ広島県民にとっては日常の一部なんだと。
カープが『昨日は勝った!負けた!?』の話は日常会話みたいなもので『今日試合ある?』は挨拶だとさえ思う。
そのくらい日常に浸透していて物凄く身近な存在。
カープが活躍して盛り上がれば便乗するし、負け続けても『カープだから。』と暖かい目で見守る。
言うなれば県民のほとんどが「にわかファン」であって、緩いながらも一丸となって応援してる。
生活の一部のどこかしらにカープの存在があると思って差し支えないレベルなのだから。
だから「逆」快挙をされようとも私の反応は『うん。そっか。来年もあるよ。』と緩いながらも応援をし続ける気持ちで居られる。
因みに大ファンの人との会話では『めっちゃ悔しいですね!』『〇〇憎し!!!』とか言います。
相手のファン度によって言葉の強弱を変えるのは「にわかファン」の得意技。
にわかファンです。完全に。
「にわか」の中でも初級レベルに「にわか」です。
そもそも野球が好きと言うよりカープが好きです。
そんな私でも疑問に思う事がありまして。
『クライマックスシリーズって必要ですか?』
えっと、カープはリーグ優勝しましたよね?
3位の横浜と14.5ゲーム差もの差を点けて。
で?3位と2位で勝ち上がってきた方と6戦して?
負けたら日本シリーズに出られない?
ペナントシリーズをする意味は?
リーグ優勝の意味は?
分からない。野球に大して興味がないから分からない。
何その敗者復活戦。
ペナントレースとかもう名前を変えてくれれば良い。
『代表になれる6試合で1勝のアドバンテージの為だけの無駄に長い興行。』
略して『61無行』
ムイムギョ。ロイムギョ。
何でも良いや。
よし。満足。
こんな事を記事にするくらいには悔しかった広島東洋カープのにわかファン。
それでは
ん~!良い日本シリーズを!