妄想力は無限大 別館

家族と食とゲームと妄想と。時々面白い話を心がけて。

犬を飼う前に確認しておく事。家族の了承と子供のアレルギー検査は必須。犬嫌いが家族に居る場合。


犬が嫌いです。

先日このような事を書いたばかりです。

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それでも。

小型犬なら。犬が小さい頃からなら。

妻の癒しになるなら。子供の教育になるなら。

もしかしたら私が変われるなら。

『気持ちが変わる前に「迎える」と店員に言ってくるんだ!』と家族に初めて伝えました。

その後日談になります。

犬を飼う前に確認しておく事

 

まず。

準備も何も無しに迎え入れる事は出来ません。

先立つものが無ければ準備すら出来ません。

犬を飼うのにかかる費用

最初に必要なもの

『命に値段を・・・』とか綺麗事じゃないです。

ピンキリです。

人気犬種は高く、不人気犬種は安いです。

また人気犬種でも売れ残ったり、体が弱いと判断されていたりしたら『特価価格』になります。

各種ワクチン・狂犬病予防注射

犬を買う時期によって異なります。

接種済みなら上乗せされて、未接種なら別途。

20,000円前後。

畜犬登録費用・健康診断費用

6,000円前後。

犬の住処

小型犬で犬小屋・ゲージ共に10,000円前後。

犬の食器

台込みで3,000円前後。

トイレスペース

安いので3,000円前後。

高いので10,000円前後。

おもちゃ

1個500円~1,000円前後。

3個買って2,000円前後。

消耗品・必需品のまとめ買い

エサ・シーツ・首輪・リード・シャンプー・爪切り・衛生用品等々。

「すぐ」には必要なくても「後」に必要になるものも考えて。

おおよそ10,000円。

去勢手術

30,000円前後。

「する・しない」にしても計上しておく必要はある。

合計:80,000円~100,000円前後。

※犬は除く。いぬはのぞく。

 

毎月、毎年必要なもの

エサ代

お菓子代も含めて月4,000円前後。

ペットシーツ(トイレシート)

月1,000円前後。

おもちゃ・衛生消耗品

月2,000円前後。

狂犬病予防接種・ワクチン接種

年1回。2つで11,000円前後。

フィラリア予防薬・ノミダニ予防薬

年1回。2つで20,000円前後。

その他

お出掛け、トリミング、病気の際等々。

イレギュラーで発生。

月最低:10,000円。

1万円。いちまんえん。前後。

月最高:イレギュラー。

トリミングした月。お出掛けした月等により大きく変動するものと予想。

※犬嫌いが飼う為に向けて必死で調べた数字です。

※少し贅沢目。フル歓迎で考えてます。

※実際飼っていませんので細かい数字の把握は出来ておりません。

※「大体」の認識でお願い致します。

 

先立つもの「も」ある事をお忘れなく。

犬を飼う前に家族の了承は必須

 

自分自身が犬嫌いで反対派であるが故に分かった事があります。

そもそも新しい「命」を迎え入れるのです。

責任は迎え入れた家族「全員」にあるべきだと思います。

日々のお世話を筆頭に、病気をした際等はどうしても「誰か」が付きっ切りになります。

家族間の助け合いは必然的に必要になります。

そんな中で『犬が嫌い。家族がそこまで言うなら飼っても良い。だけど一切面倒は見ない!』という人が家族に居たとします。今の私「みたい」にですね。

 

犬嫌いな人が

「とりあえず」オッケーを出して飼った場合。

「どうやっても」犬嫌いが治らなかった場合。

「結局」犬を家族として歓迎出来なかった場合。

 

徐々に。徐々に家族間の亀裂が出来るのだと思います。

どれだけ他の家族が甲斐甲斐しく世話をしたとしても「毛」や「匂い」等のどうしようも無い問題は飼っている間中、付いて回ります。

『だから飼いたくなかったんだ』と思うようになる可能性は否定出来ない。

『あいつのせいで家族がバラバラになった・・・』なんて事にも。

それほど「命」を迎える事は簡単に、軽々しく扱うべき問題では無いと私は思うのです。

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それでも『家族で犬を飼うのが小さい頃からの夢』だと言うなら。

犬嫌いの人に「体験」して貰う方法もあります。

先に「とりあえず」迎え入れたは良いものの「最後」までは長いです。

亀裂の元の可能性です。

そんな時は「レンタル犬」なるサービスもあります。

1週間5,000円~という具合で。

「まず」犬と生活するというのはこういう事だよ?と知って貰ってから「本気」の了承を得るべきだと思うのです。

レンタルなら説得もしやすいですし、犬嫌いの人も『家族の為に試すか』と説得もされやすい。

そこから。そこから本当に飼う了承を得てから迎え入れれば良い。

家族に「なる」覚悟を持って貰う事が大事。

 

犬を飼う事に反対する人が家族に1人でも居れば亀裂の「元」

家族に新しい「命」が増えるのです。話し合い・行動はしっかりと。

子供のアレルギー検査は必須

 

初めて犬を飼う場合。

まずはペットショップ等で抱っこさせて貰う等、子供と犬が「触れ合う機会」を必ず設けましょう。

子供が実はアレルギーだったりする事があります。

 

実際、我が息子はアレルギー反応が出てしまいました。

小動物。ハムスターを飼ってる時に時折季節外れのくしゃみをしており幼い頃、実家の猫を抱っこした際には鼻の下を真っ赤にしてクシャミをしていました。

離れると症状は収まり、成長すると共に症状は軽くなっています。

件の犬を抱っこした時はその反応は出なかったので安心していたのですが帰ってきてからクシャミの連打。

『あぁ、やっぱりか。』と妻と話したのは記憶に新しいです。

我が家の場合は検査するまでもなくアレルギー反応が出ますので対処法は子供と動物は「近づけない」の一点で済みます。

 

犬と「触れ合う機会」を設ける前に、子供にアレルギーの気があるなら然るべき検査を受けた上で。

小さい頃から飼っていたら免疫がつく等は勝手に思わないでください。

犬アレルギーの予防や対処法は「確立」されていません。

『飼いたい!』の気持ち「だけ」ではダメです。

『子供が大きくなったから大丈夫だろう』と勝手に思っていたのが私の今の最大の反省点。

 

家族になる「予定」の犬と我が子と、どちらがカワイイですか?

最後に

 

犬が嫌いです。

犬嫌いが犬を飼う為に必要なもの・必要な金額・必要な考えを真剣に考えてみました。

息子のアレルギー反応もあり現実に我が家に犬が来る可能性は低そうですが。

 

もし家族に犬嫌いが居て、それでも飼いたい!という人のほんの少しでも参考になれば。

迎え入れる「命」は心より歓迎されるべきものだと込めて。

 

それでは

ん~!良い人生を!