『子供が外遊びをしなくなっている。』
そんな話をチラっとどこかで聞いた。
そう聞くと確かに自分が小学生の時より我が家の小学3年生の息子も外遊びをしない。
私なんかは木の棒1本で朝から暗くなるまで遊べたものだが時代なのであろう。
スマホやタブレットで話題のゲームをすぐダウンロードするし、ニンテンドースイッチのスーパーマリオオデッセイではやり込みすぎて私なんかより遥かに上手い。
だから。
世の中の親御さん。
子供と外遊びしよう。全力で。
3つで300円である。税込み324円である。
324円で一日遊べるなら安くないですか?
センスはあるだろうけど100均で3つもおもちゃを選べばどんな小学生でも食い付く。
私が選んだのは
「竹トンボ」
「おもちゃのピストル2丁」
まずは
「竹トンボ」
40寸前の私は飛ばせて当り前だけど小学生。小学3年生の息子は上手に飛ばせない。
親の「見せ所」である。
竹トンボの飛ばし方のコツを教えて得意気に高く飛ばして見せる。
ドヤ顔出来る。
子供が何回も練習して飛ばせた時は喜ぼう。一緒に。全力で。
『すごいね!』って。
100円。2個入り。
50円で思い出と宝物が出来る。オススメ。
続いて「おもちゃのピストル2丁」
『何故2丁必要なのか?』の問いに
答えは『撃ち合うから。』
当ったら負け。
こちらはハンデで単発式。
子供は連発式。
引き金の力加減で1発ずつ発射出来る。
飛距離が意外に長い。
100均のおもちゃのクオリティはチョイスを間違えなければ高い。
弾はすぐ壊れるけど。
100円だ。寿命は長くない。壊れても使えたので1日もてば十分だ。
さぁ実戦。
追いかけ合い、弾を避け避けられ合う、弾の奪い合いをする。
2発しか弾の無い私は1発、2発と奪われ無抵抗の所をやられる。
ここまでが1セット。
仕返しに弾を奪い返し、無抵抗になった子供を追いかけまわし、止めを刺す瞬間に銃口からこぼれ落ちる弾をスライディングキャッチされてお互い大爆笑。
子供が地面に寝っ転がって怒る親をたまに見かけるが子供は汚すのも仕事だ。
お母さんに怒られる役目はお父さんが良い。
遠慮なんか一切せず全力で遊ぼう。「泥まみれ」は良い言葉。
走り疲れたら全力でオススメしたい遊び方がある。
それは。
西部劇さながらの早撃ち対決である。
背中を合わせ『1,2,3』で3歩歩いて振り返り撃つ。
これが100均のおもちゃで出来るのだ。
やらない理由はなんだい?
超絶楽しいよ?
子供はいつだって真剣で負けたら悔しがる。
勝つ為にはどうすれば良いかを考える。
『1,2』の時点で振り返り撃つのは卑怯と思うかもしれないが勝つ為には有効な手段。
ズル賢さも必要だ。笑って許そう。
正式なルールがある時は教えれば良い。
全力で外で遊ぶのは楽しい事を知って貰えば良い。
親の役目は知って貰う事なのだから。
笑って動いてお腹空かせて帰って食べるご飯は死ぬほど美味しい事を子供に伝えよう。
親もリフレッシュ出来るし良い事だらけ。
遊んでるとイレギュラーな事はあったりします。
『溝におもちゃのピストルの弾が落ちた!』等の。
子供に考えて貰いましょう。
上手く考えるものです。
『竹トンボがある!』
『1本じゃダメだ。2本使おう!』って。
無事救出。
『超楽しかった!』って言いながら新しい遊びを考える息子は私の宝物。
それでは
ん~!良い人生を!