あなたは、おっとっとアイスを覚えているだろうか?
知らない方は素直にググって欲しい。
アイス「なのに」おっとっとの味わいを全力で楽しめるという、意欲的な仕上がりだった。
2016年にうすしお味が、2017年にコンソメ味が登場し、それ以降は発売されていない。
強烈に、鮮明に「記憶」が残っているのに、当サイトには記事として残っていない。
だからと言って、今、再販を願ったとしても無理な話だろう。
ならば。
自分で「作る」しかないじゃないか。
おっとっと「過ぎる」ミルクアイスは賛否両論あったけど。
おっとっと「感じる」ミルクアイスは美味しいだけかもしれないじゃないか?
だから。
たべる牧場ミルクに、おっとっとをトッピングしてみた。
アイス界の「映え」で一世を風靡した、たべる牧場ミルクに、おっとっとを添えただけのものを食べるだけのお話。
僕は、おっとっとアイスを思い出したいだけなんだ。
用意したのは、ファミリーマート「限定」の、たべる牧場ミルク。
お値段は税抜き価格184円。
税込価格で198円。
ファミリーマート「限定」の、おっとっとアイス。
同じファミリーマート「限定」繋がりでの選出で、他意はない。
僕は、おっとっとアイスを思い出したいだけなんだ。
たべぼくのストックが冷凍庫の奥から見つかっただけなのは、絶対に内緒にしておきたい。
知ってる「いつもの」味で。
- シンプルにミルク味。
- シンプルなミルク味。
- シンプル「なのに」奥深くて。
ミルキーでサッパリと、優しい甘さの「ミルクの」アイス。
安心感の塊のようなミルクアイスには、何も足したくないのが本音だけど。
好奇心は抑えられそうにない。
早速、トッピングしてみよう。
とりあえず乗せて、試行錯誤しながら、美味しいバランスを探そう。
どうせなら、全力で美味しく食べたい。
いざ。
トッピング!
『びっくりするほど映えない・・・。』
楽しいのは自分だけで。
『いかが刺さってる!』なんて、誰の心にも刺さらないだろう。
でも。
良いんだ。
僕は、おっとっとアイスを思い出したいだけなんだ。
想定通りに、おっとっと「の」香りがミルクアイスを支配した。
開けた瞬間に「放たれた」おっとっとアイスのおっとっと臭の再現は完璧。
後は味わいだけだ。
まずは再現して「から」美味しいバランスも探そう。
全力で。
いただきます!
『あっ。ダメだ。』
どうやっても、おっとっと「と」ミルクアイスにしかならない。
- おっとっと「が」香って。
- おっとっと「の」旨みが広がって。
- ミルクアイス「の」コクが、一瞬湧き出て。
おっとっと「に」支配されるだけで、バランスもなにもあったものじゃない。
『おっとっとアイスって実はすごかったんだな・・・。』
アイス「なのに」完全なおっとっとで。
アイスな溶け感「なのに」おっとっと。
あの「再現度」は、森永製菓にしか出せないのだろう。
2個、1個と減らしても結果は同じで。
最後は、おっとっと「の」旨みに支配される。
やけくそになった僕は、おっとっとを細かく砕き、映えを完全に無視したトッピングを行い食した。
- すると。
奇跡は起こるはずもなくて。
- たべる牧場ミルク「の」美味しさを再確認しただけで。
- おっとっとは、たべる牧場ミルクの「食感のアクセント」になっただけで。
- おっとっとの「旨み成分」は、ミルクのコクと相性が悪いと分かっただけで。
おっとっとは、おっとっとのまま食べた方が「より」美味しいと、気付けただけだ。
『するんじゃなかった・・・!』
これならノンシュガーのコーンフレークだけの方が良いし。
- 2つの国民的美味しさを潰し合っている。
後悔しかしないのと同時に、おっとっとアイスの完成度は、とてつもなかったのだと思い知らされた。
『おっとっとアイスが、また食べたいです!!!』
レビューがしたい。
僕も『アイスなのにおっとっとじゃん!』って書き残したい。
そう強く願った、何も予定の無い1日。
完全な失敗例。
巻き込んでしまった赤城乳業様には申し訳ない気持ちしかなくて。
おっとっとに「合う」ミルクアイスを探しきれなかった僕が悪い。
この反省を生かして、これからは、美味しいアイスを全力で美味しいってお伝えする事に専念しよう。
それでは
ん~!良い人生を!