手術、無事に終わりました!
僕の妻氏、頑張りました!
と突然言われてもポカーンなあなたに。
経過は順調で、再発の恐怖はあるものの今の所は平和な日々を送っております。
普通に生活できるって、普通に家族と過ごせるって、どれだけ幸せかって事だけでも覚えて帰ってください。
ある日突然って、文字通り、突然に訪れるのですから…
さて、本題ですが闘病中に妻がお世話になりまくってるアイテムがあるのでご紹介しておこうかなと。
将来の事が分からないからこそ、あなたの備えになるように。
今、困っているあなたに。
あなたが助けたい人のために。
ほんの一助にでもなれば、幸せ。
睡眠のお供にYogibo(ヨギボー)
開腹手術後に病院で似たような抱き枕を使った翌日に秒速で買ってました。
『有ると無しじゃ全然違う!』と、目をキラキラさせて力説されたことは今でも覚えてます。
寝相の悪い僕より相性の良いパートナーになっており、少々嫉妬しますが妻の快眠のためなら我慢できます。
抗がん剤治療中に睡眠障害が出る方も多いと聞きます。
妻も時折寝れない日々が続いたりしてますが、抱きしめるという行為は精神の安定にも繫がるようで非常に重宝しているアイテム。
僕のように動かないので傷口にも優しいのも、嬉しい。
日々のお供にリクライニングチェア
抗がん剤治療中は横になる事の方が多いです。
かといって、ベッドで一日中横になるのは逆にしんどい。(妻談)
リビングで快適に過ごしたいという願いを叶えてくれたのがリクライニングチェアでした。カッコよく言ってますが座椅子ですね。
体調に合わせて、というのもありますが生活シーンに合わせられるのが最大のポイント。
しんどい時はフラットにして横になれるのはもちろん。
食事の時や、スマホを触る時、動画を見る時等々の様々なシーンで角度を調整できるのは想像以上に快適な様子で、買って良かったと満面の笑みで語ってくれます。
なお、あまりに快適すぎて自分の分も買ったことは声を大にして言いたい。
料理のお供に丸椅子
これは画期的でした。
立ち続けることはしんどい。
でも僕や子供たちのために料理は作ってあげたい。
何より自身のリハビリになるという理由で台所に立つ食いしん坊な妻ですが、これは画期的でした。(2回目)
立ち続けるという動作を軽減することに加えて、自由自在に移動できるというのは料理をする上で必要不可欠。
しんどくてもこれに座り料理をする妻を見て、ありがてぇありがてぇと、がんばれがんばれと、少し泣いたのは内緒にしておきたい。
完治しても、髪の毛を切って貰う時などで使えたりするので腐る事は一生無いと思います。
手術を終えて1カ月。
久しぶりに妻とデートをしてきました。
すぐ近くの山に、ドライブがてら。
車から降りて展望台まで片道がたったの300メートル。
たったの300メートルでも、手術後の妻には大冒険で。
寄り添いながらなんとか辿り着けました。
健康診断してますか?
がん検診受けてますか?
当たり前の日常はものすごく簡単に、意味が分からないほど無慈悲に崩れ去ります。
せめて。
たまたまでも、この記事に目を通した方や、その周りの方がガンになる前に救われますように。
こんな記事なんて存在しなくて良い世の中になりますように。
それでは。
良い人生を。