大量の栗を頂いて妻は子供達に聞く。
『栗ご飯?甘露煮?』
返ってきた答えは
『甘露煮!!!』
『よっし!任せて!』
の数十分後に
『湯がいてほじくって食べるなら簡単なのに。』
と妻がボソッと言っていたのが印象的だった。
水に1時間以上浸けておかないと栗の皮は剥けにくい。
2~3「日」浸けておけば柔らかくなるのは豆知識。
皮むきの開始。
するも、一旦途方に暮れる我が妻。
『どうやって剥こう?』
普通の料理ハサミを用意するも断念。
先っぽのとんがりを「チョン」っと切っただけで終わった。
したらば『包丁しかあるまい』って事で作業開始。
包丁の角を使って中央縦に切り込み。
同じようにサイド側にも切り込みを入れて「ペリッ」と。
もういっちょサイド側にも切り込みを入れて「ペリッ」と。
やっと半分剥けた。
残りも割れ目を入れて「ペリッ」と剥いて鬼皮「は」おしまい。
続きまして。
しぶ皮。しぶ皮でございます。
『リンゴ。』
『剥きにくいリンゴ。』奥様談。
無言で剥く妻。
一心不乱に剥く妻。
『あっ!分かってきた!』と笑顔のカワイイ妻。
お見せ出来ないのが残念だ。
『初めてにしても1個剥くのに3分以上か・・・』
7個剥いて妻の一言。
『湯がいてほじくって食べるなら簡単なのに。』
すまぬ。手伝えたら良いのだけど二次災害で余計迷惑をかけそうだった。
だけど私の奥様頑張った。
頑張って全部剥いた。包丁で。『指痛~い』と言いながら。
ありがとう。
そんで甘露煮作って貰って食べた!
残りはもうこれだけ!
こんなにあったのに!
『8時間煮込んでも食べるのは5分だよね。』ってトロトロになったお肉が最高に美味すぎて一瞬で食べて言われたのを思い出した!
いつもありがとう。
って話が終われば良かったんですけどね。
栗剥き。
包丁使い慣れてる人とか栗剥きに慣れてる人ならもっと上手なやり方あるのでしょうね。きっと。
そこで!
また頂く事があるかもしれない。
また子供達から甘露煮のリクエストがあるかもしれない。
私から栗ご飯のお願いがあるかもしれない。
『私でも栗の皮を剥けるものは無いのか!?』
探しました。ネットで。検索時間おおよそ30秒。
グーグル先生とアマゾン番長のタッグは強いね。「無敵か?」って思う。
はい!どーん!
諏訪田製作所 栗の皮むき鋏「栗くり坊主」!!!
ナニコレー。スゴイー。
いや、まだ買ってませんけどね。
レビューも良いですけどアマゾン番長からのメッセージで
生栗の皮むきに使用する。鬼皮と渋皮を同時に剥ぐことができる
シンプルなメッセージですが全てが内包されている。
剥く(むく)じゃないんですよ。剥ぐ(はぐ)ですよ。
あの工程がこれ1本で済んじゃうんですよ?
買うしかないですよね?
生栗が大量にあるなら。
栗ご飯が食べたいなら。
買うしかないんですよ。
栗をスーパーで買ってきて
『俺が剥ぐよ(イケボ)』って言いたいですし。
慣れると包丁より簡単らしく私でも出来そうですしね。
まだ秋は始まったばかりですしこれからも使えそうですし、早速奥様に『こんなのあった!』と得意げに話してみたいと思います。
栗剥きハサミ。一家に一本レベルですよ。多分。
それでは
ん~!良い人生を!