『寒い寒い』
外に出て口を開けばそんな言葉ばかり。
そんな寒い日でも広島県民は冷たいものを食べる。
冷たくて辛い「広島つけ麺」を。
広島つけ麺を愛して止まない筆者が広島でオススメの広島つけ麺屋を紹介したい。
場所は広島随一の繁華街、流川通りの端っこの方に位置する。
夜は歓楽街として賑わうが昼間は人通りもまばらで静かな佇まいである。
広島で観光で来た際に夜中に「飲み」に出かけなければ辿り着くことは中々無い場所に立地している。
だからこそ広島に訪れる機会があれば昼間をオススメしたい。
さぁ行こうか。
店内に入ってメニューを眺める。
と言っても頼むものは決まっている。
つけ麺「中盛」にネギをトッピング。譲れない。
汁無し担々麺も「新」広島名物だけどこのお店では広島つけ麺一択。
数ある広島つけ麺屋の中で私が最も通っているけどここの汁無し担々麺は食べた事が無い。
それほどまでに私が愛している広島つけ麺。
おっと。つけ麺愛を語っている間につけ麺が出来たようだ。
『つけダレにレモンを搾ってお召し上がり下さい。』はこのお店のマニュアルの台詞。
搾った後のレモンも入れるのが私流。
辛さはこの小さな壺に入っている「特製」辛味噌で調整。
よく混ぜて。全体がドロッとなるまで混ぜたらつけダレに入れよう。
辛いのが苦手な人はすりきれ一杯で十分。
すれきり「1杯」が「1辛」は覚えておこう。
辛いのが好きな私は特盛4杯。
後からでも足せるので初めての人は少な目で!
そこに!このお店で一番嬉しいサービス!
ゴマ入れ放題!
辛味噌を入れた上からゴマをかける!特盛で!
そしてかき混ぜる!
つけダレの完成!
歓声!!!
ここでワンポント!キャベツで辛さの確認。
辛さが足りなければ辛味噌を。
辛さが強ければゴマを。
もしくは、お店の人に言えば「酢」も出してくれる。
つけダレがまろやかになるのでお好みで。
辛さの確認出来ました?
さぁ!食そう!
ネギを浸してその上から麺を。
すくい上げて豪快に。
ゴマの風味が「フワッ」と広がる。
ネギのシャキシャキ感と冷たくモチモチした麺との相性は抜群でつけダレの旨味の後に濃い辛味がやってくる。
数ある広島つけ麺屋に行ったけど「弁慶」の広島つけ麺が断トツで好き。
幸せ。
次にダイコンを浸して麺を上から乗せる。
ネギとはまた違う食感で楽しめる。
楽しめるけどダイコンと組み合わせるのはチャーシューが絶対にオススメ。
チャーシューを浸してダイコンを乗せて大きなお口でガブリと。
お口の中が複数の食感と味でかき乱された後に訪れるものは『美味しい』としか表現のしようがない。
ここまでが私のオススメの食べ方。
後は文字通りお好きに食べて。
ただ1つだけ注意点を挙げるならキャベツは単独で食べた方が良い。
他の食材とケンカする。食感で。
私の中でキャベツは箸休め。
辛すぎたり、次は違う味にしようかなって時に挟むと最後まで「弁慶」の広島つけ麺は楽しめる。
ネギやダイコンを入れて麺を絡ませてその上から大量のゴマをかけたらゴマの味を存分に楽しめる。
麺を入れた後に辛味噌をかけて混ぜて食べても美味しい。
お好きなように。
決まった食べ方なんて存在しないのが広島つけ麺の良い所。
お好み焼きに通ずるものがある。
最後に玉子で辛さを中和。
中和した後につけダレを飲み干すのが私流。
ごちそうさまでした!
清涼感ある最初の見た目とは裏腹に辛いです。
写真では美味しそうに食べてるのみですが頭にじわりじわりと汗をかいております。
初めて食べられる方は「1辛」から。お約束。
好きな食べ方で好きなように食べれる「弁慶」の広島つけ麺が初心者に優しい。
広島に来られた際に挑戦してみてはいかがですか?
それでは
ん~!良い人生を!