これ!超食べたかったやつ!!!
知った時にはどこにも売ってなくて。
絶望しかしなかった記憶は、はっきりと、残っている。
あれから3年。
まさか出会える日が来るとは、夢にも思わなかった。
2019年10月1日にファミリーマート限定・数量限定で新発売。
クラシエ「甘栗むいちゃいましたアイスバー」。
全力を超える全力で美味しく頂いた。
お返しのレビューを全力でしていこう。
お値段は税抜き価格149円。
税込価格で160円。
発売自体は2013年の9月が初めてで。
存在を知ったのが、2016年の10月の2度目の発売時で。
なぜか、ことごとく出会えなくて。
自分の中では「幻のアイス」となっていた。
ようやく出会えたアイス。
記憶に、記録に、全力で残そうと思う。
内容量は90ml。カロリーは134kcal。
分類はアイスミルク。
原材料・成分表も併せて載せておこう。
菓子「甘栗むいちゃいました」とのコラボアイスです。
中央には甘栗のつぶつぶが感じられる特製ピューレ入りです。
『甘栗むいちゃいましたが大好きです!』
しかも。
その甘栗むいちゃいましたと「同じ」栗を使用。
徹底的に安全「と」美味しさへの追求をした、美味しい美味しい甘栗むいちゃいましたと同じ、栗。
『大好きな甘栗むいちゃいましたが。』
『アイスになった。』
『それだけなのに、興奮する!!!』
早速、そのお姿を見てみよう。
出会えないと思っていたアイスに出会えた僕の興奮は、尋常じゃない。
開封の舞も超絶ハイテンションで済ませた。
いざ。
開封!
『栗・・・!』
開けた瞬間から「分かる」栗の、甘栗の柔らかく甘い香り。
鼻をこすりつけたくなるほど好きな香りで。
恋い焦がれた「甘栗むいちゃいました」のアイスバー。
食べよう。
僕の全身全霊をかけて。
食べよう。
全力で。
いただきます!
『優しい栗・・・!』
いきなり栗ピューレに辿り着くのは勿体ない気がして。
- まずはアイス「だけ」を食べて様子見。
- 柔らかく、ほどよく栗の風味が広がって。
- ミルキーで優しい甘さの栗が「じわりじわり」と溶け広がって。
この優しい味わいに栗ピューレが重なったら、どこまでの栗感を、甘栗むいちゃいました感を楽しめるのだろって、ワクワクする。
ここからが本番。
3年も恋い焦がれた。
食べよう。
今度こそ。
甘栗むいちゃいましたを。
ピューレになった甘栗むいちゃいましたを。
全力で。
いただきます!
『幸せ!!!』
舌に広がる味わいは当たり前に「甘栗むいちゃいました」で。
- しっとりとした栗風味のアイスは、冷たいだけで。
- 舌の上に辿り着いても、ピューレの甘さに秒速で上書きされて。
- まるで「蜜」のような、甘栗むいちゃいました「の」甘さに支配されて。
一気に甘栗むいちゃいました感に包まれる。
でも。
噛んで「から」の味わいは、広がりは、甘栗むいちゃいましたじゃなくて。
- 甘栗むいちゃいましたを「濾した」ような、舌に心地良く「まとわりつく」ざらつきは、甘栗むいちゃいましたでは味わえなくて。
- 噛む度に、風味高く、しっとりとした甘さで、名残惜しいほど「欠片」になっていく栗たちは、まるで甘栗むいちゃいましたを食べ終わる「直前」のようで。
- 溶けるたびに「ミルキーさ」を演出するアイスは、栗ピューレと相性抜群で。
- 甘くなりがちなピューレにまろやかさを演出していて。
まるで、甘栗むいちゃいましたを「スムーズに飲んでいるような」感覚は、このアイスじゃないと味わえない。
『飲む甘栗むいちゃいました・・・!』
『これ。』
『飲める甘栗むいちゃいましただ!』
すごい。
これ、すごく好き。
甘栗むいちゃいましたのファンで良かったと思える仕上がり。
でも。
栗ピューレが少ないのは、不満点。
- 3分の1を食べ終えた辺りから「急激」に栗ピューレは少なくなっていく。
- 半分まで食べ終えれば、栗ピューレはもう、居ない。
もっと「飲む」甘栗むいちゃいましたを長く楽しみたいのに、アイスのみの部分が多過ぎる。
甘栗むいちゃいましたらしく、しっかりとした風味と甘さを誇った余韻が「どんどん」サッパリとした、クリーミーな栗に書き換えられるのは残念に思えて。
クラシエさんに電凸したくなった事は、お伝えしておきたい。
『高くなっても良い。』
『栗ピューレを増やしてください!』と、お問い合わせのページを開いたことは、お伝えしておきたい。
前半の完成度は完璧。
完璧なだけに、後半は寂しい。
ファミリーマート限定「クラシエ」甘栗むいちゃいましたアイスバーは、前半は完璧で、後半は物足りなさが残るアイスである。
繰り返しになりますが。
栗ピューレ「と」アイスの共演は感動レベル。
冷たく、飲みやすいだけの「甘栗むいちゃいました」ってだけで、最高。
完璧なまでの美味しさを誇ります。
が。
その高過ぎる完成度「からの」栗ピューレが無い後半が、悲しい。
もう少し、後半部分にも栗ピューレが「込められる」ことを、心から願う。
それでは
ん~!良い人生を!