広島県民です。
よく『オススメのお好み焼き屋は?』と聞かれます。
いや、どれだけ広島県が狭いと思っているのか知りませんが「各地に」「無数に」あります。
しかも。
気分によって「食べ分ける」のが広島県民で。
- 一番美味しいのは「我が家」のお好み焼きと思っている広島県民も居る訳で。
- むしろ繁盛されて、混雑して欲しくないと思っているお店もある訳で。
- 超有名店は観光客が行く店だとしか思ってなくて。
※筆者の個人的意見です※
それでも1店だけ他県の方や、外国の方に紹介するのなら。
やっぱり「徳川」だと思います。
丁度ランチを食べてきたので「熱く」徳川をオススメする理由を書いてみます。
超適当に、大雑把に言うなら広島駅の中にある「広島風お好み焼き屋」に入ればハズレは無いです。
どれも満足出来るレベルのお好み焼きだと思います。高いですが。
早速、本題ですが観光に来たら広島の中心部、もしくは宮島のある廿日市に向かわれる方が多いと思います。
そのどちらでも「徳川」のお好み焼きを食べれます。
メニューも共通で、同じものが食べれるのも嬉しいポイント。
廿日市店は広島市内からチンチン電車に乗って、宮島に向かう途中で「1度」降りて(廿日市市役所前(平良)駅)から向かう必要がありますが、宮島にある広島風お好み焼きより「もっと」広島県民の味を楽しむ事が出来ます。
そう。
秘密のケンミンショーでご存じの方も多いと思いますが、徳川のお好み焼きは「関西風がメイン」なのです。
それでも。
長く愛されているのは理由があって。
地元の人で溢れかえる「徳川」を、他県の人や外国の人にオススメしたい理由が、有る。
今回は「それを」全力でお伝えしたい。
理由は至ってシンプル。
自分で焼ける(作れる)事。
もちろん。お店が焼いて出してくれる広島風お好み焼きもあります。
頼んでる人を見た事なんて、長い年月を通ってますが「わずか数回」しか見た事ないですが。
この自分で焼いて作る「体験」を広島に、宮島に来るのなら味わって欲しい。
お好み焼きのメニューは基本「全て」関西風。
徳川の店名らしく、メニュー名も徳川に「因んだ」商品名になっています。
筆者はこれで徳川16代の将軍の名前を覚えたくらいです。
家康公から始まり。
慶喜公で終わると。
詳しいラインナップは是非、実際に訪れてあなたの「目で」楽しんで欲しい。
大丈夫。
何年後かに訪れても、何十年も変わっていないので、これからも「きっと」変わらないから。
そんな徳川の歴代将軍に因んだメニューも、もちろんオススメですがやはり「ランチメニュー」が断トツでオススメ。
地元の人で溢れかえるランチの時間帯こそ「お得に」広島県民の味を楽しめます。
※ランチは日曜日・祝日以外の毎日午後3時まで※
お好きなのを選んでも良いけど筆者の「圧倒的オススメ」は得々ランチ。
税抜き価格980円。
税込価格で1058円。
※消費税10%適用時1,708円※
お腹一杯に広島県民の味を楽しめます。
お好み焼き(豚入り)の豚をエビ又はイカに変更も可能。
お好み焼きは+50円で広島風に変更できますが、ここは敢えて無視しておきます。
さて、「体験」をオススメしているのに焼き方をお伝えしない方がおかしい。
折角なので、徳川のお好み焼きの美味しい食べ方を全力でレビューもしたいと思います。
圧倒的オススメの「得々ランチ」を例にご紹介。
混雑していなければ注文して「すぐ」お好み焼きの「素」が来ます。
と、同時に鉄板に火を点けてくれるので温まるのを待ちましょう。
すぐに混ぜるのは禁物。
ちゃんと美味しく食べる手順があるのです。
順々に書き出していきましょう。
- 鉄板が熱くなってきたのを確認。
- 備え付けの油をひく。
- 油が落ちにくい場合でも「カンカン」として落とさないのがマナーです。(多分)
- お好み焼きの「素」と一緒に運ばれてくる「コテ」で落とすのがスマートな油の落とし方。
- そのまま「コテ」を使って鉄板全体に油を薄くひきましょう。
油を引き終わった辺りにセットのサラダやおにぎりが到着します。
お腹ペコペコなら「少し」食べても大丈夫。
さぁ焼きますよ!
ここから忙しいです。
- 豚肉を並べて焼く。
- お好み焼きの「素」をかき混ぜる。
- 下側に生地の「素」があるのでしっかりと混ぜる。
- 生地の「素」と玉子が混ざるまでしっかりと混ぜれば準備完了。
豚肉が焦げないように手早く混ぜましょう。
豚肉をひっくり返しても良いですけど「カリッカリ」の豚肉が好きな方はそのままで大丈夫です。
- 豚肉の上にお好み焼きの「素」をドーンと乗せる。
- 大きめの「コテ」で押して、円にします。
ここで一段落するので「特々ランチ」の本領発揮。
焼いている間に小腹を満たします。
香ばしいお好み焼きの「香り」が飛び交う中で食べる唐揚げが『んまぁ!美味しい!』
- 『あっ!』食べてる最中に焼き加減の確認は怠らないで下さい。
- 確認してきつね色にこんがり焼けたら「ひっくり返す」
ひっくり返すコツは
- 大きいコテを両サイドから入れて、先端と先端がくっつくように全体を持ち上げるイメージで。
- 手前側にひっくり返す方がやりやすいので「奥に」スライドさせてから、自分に向けてひっくり返しましょう。
大丈夫。自分で食べるのだから失敗しても絶対に美味しい。
ひっくり返したら「特々ランチ」の続きを楽しむも良し。
会話に華を咲かせるのも良い。
- きつね色に焼きあがったら完成までもう少し。
頃合いを見て店員さんが火加減を確認しにきてくれます。
常連ともなれば自分で火の調整をしても怒られないのが徳川の良い所。
但し。初めての場合は店員さんに任せましょう。
折角自分で焼いたお好み焼きを台無しにしないように。
焼き上がって「保温」状態になったら最後の仕上げ。
- ソースをかけて。
- 青のりをかけて。
- かつおぶしをかけて。
- マヨネーズを「ドバッ」とかけて。
- 小さい「コテ」で食べやすい大きさに切って。
- フーフーして。
- フーフーしても熱々のお好み焼きを食べる。
『いただきます!』って。
そしてハフハフ言いながら、叫ぼう。
『美味しい!』って。
少し焦げたソースがどこまでも香ばしくて。
- ソースの甘さとマヨネーズの酸味の相性は抜群で。
- カリカリの中はフワフワで。
- フワフワの中のキャベツは程よくシャキシャキで。
- 小さく刻まれた紅しょうががアクセントになって。
- 食べ終わって鼻を抜けるお好み焼きの香りがとてつもなく愛おしくて。
自分で焼いたからいつも以上に美味しい。
熱すぎるのが苦手な人はお皿に乗せて冷ませてから、お箸でどうぞ。
後は、あなたの好きなように食べて欲しい。
だって「お好み焼き」だから。
- 筆者は保温状態より「少し」だけ温度を上げて、食べ進める度にどんどん「カリカリ」にしながら食べるのが好きです。
- 外はカリカリ「なのに」中はフワフワな徳川のお好み焼きが好きです。
- 香ばしく「焦げる」ソースの香りで食欲が止まる事は、無い。
自由な焼き加減で、自由な味付けで「お好み焼きを焼く体験」が出来る事がオススメする一番の理由。
もし。
広島に、宮島に来る事があるのなら。
広島らしい思い出を残したいなら。
広島県民の僕は「徳川」を心からオススメします。
それでは
ん~!良い人生を!