これほどスプーンで食べるか、フォークで食べるか迷ったアイスは、無い。
それともナイフとフォークがベストなのか。
食べ方だけで、小一時間悩まされたアイスが登場した。
2018年12月18日に新発売。
セブンプレミアム「ブリュレ風」バウムクーヘンアイス。
ブリュレ「風」で、バウムクーヘンで、アイス。
美味しい要素が詰め込まれ過ぎているアイスを、全力で美味しく頂いた。
お返しのレビューを全力でしていこう。
お値段は税抜き価格230円。
税込価格で248円。
単体で考えるとお高めのアイス。
しかし。
ブリュレとバウムクーヘンとアイスが「同時に」食べれると考えれば圧倒的にコスパの良いスイーツと言える。
内容量は40ml。カロリー264kcal。
分類はラクトアイス。
原材料・成分表も併せて載せておこう。
この商品はセブン&アイグループと赤城乳業株式会社の共同開発商品です。
赤城乳業。
そんな気はしてた。
こんな見ただけで「ワクワク」するようなアイスを創り出せるメーカーは数少ない。
製造している横山冷菓にも賛辞を贈りたい。
そんな「ワクワク」するブリュレ風バウムクーヘンアイスの構造はシンプル。
- バウムクーヘンの「輪の中心」にバニラアイス。
- バニラアイスの「周り」にカラメルソースとホワイトチョコソース。
シンプル「なのに」ここまでワクワクするアイスも珍しい。
早速、そのお姿を見てみよう。
開封の舞も全力を超える全力で済ませた。
いざ。
開封!
『カワイイけど小さい!』
それもそのはず。
40ml。
大の大人の手の平に、スッポリと納まる小柄なアイス。
でも。
持つとずっしりと感じる「詰まっている感」は全力でお伝えしておきたい。
尚、下側には保護シートがあるので食べ方次第では剝がして食べよう。
さて、と。
準備はできた。
ここで迷う方も多いと思う。
『どうやって食べよう?』と。
フォーク?
スプーン?
それともナイフとフォーク?
それとも豪快にかぶりつく?
正解なんて、無い。
悩んでも始まらない。
好きなように。あなたの好きなように食べよう。
筆者も好きなように食べる。
全力で。
いただきます!
『訳が分からないけど美味しい!』
きっと伝える人としてはダメな感想だと思う。
ダメだと思うけど事実なのだ。
- 冷たいのに「しっとり」としたバウムクーヘンから始まって。
- 『ふわふわ~』とか思ってたら「パキパキ」のホワイトチョコが主張してきて。
- 『あんまり甘くない・・・』とか思ってたらカラメルソースが香り高く「一気に」主張してきて。
- 『ブリュレ感が瞬間的に高まった!』とか思えばスッと消えて。
- 甘さ控えめで風味豊かなバニラアイスはじっくりと溶けて。
- バウムクーヘンと重なる度に「冷たいのに温かい」不思議な感覚になって。
- ほのかにほろ苦く、ほのかに甘く、訳の分からない美味しさのスイーツがお口の中で完成して。
最後にバウムクーヘンらしい香ばしさと優しい甘さを残して消える。
『混乱。なのに美味しい。』
- 豊か過ぎる「食感たち」に混乱して。
- 混ざり合う「風味たち」に混乱して。
- 控えめに主張をする「甘味たち」に混乱して。
しっかりとバウムクーヘン「なのに」喉越し良く飲める事に混乱して。
何をメインに味わえば良いのか分からないほど混乱する。
なのに。
美味しいという奇跡。
個別の味が「個々に」主張するのに美味しいのも奇跡で。
- 「パキパキ」のホワイトチョコと「とろとろ」のカラメルソースで、ちゃんとブリュレ。
- コク深くミルキーで、風味豊かで甘さは控えめの、真っ直ぐなバニラアイス。
- 歯に抵抗を一切感じさせないほど「しっとりふわふわ」で香ばしい、正統派のバウムクーヘン。
お口の中で重なる度に、奇跡レベルはどんどん上がって。
- ブリュレ「なのに」バウムクーヘン。
- バニラアイス「なのに」ブリュレ。
- バウムクーヘン「なのに」バニラアイスが絡んだブリュレ。
混乱すればするほど、美味しさが「跳ね上がる」奇跡のようなスイーツ。
『訳が分かんない程、美味しい!』
これ。
食べるべき。
ブリュレ好きも。
バニラアイス好きも。
バウムクーヘン好きも。
みんな。
1度に全てが味わえるのに、奇跡のようなバランスをしたスイーツ。
アイスと呼びたくない。
全く新しいタイプのスイーツ。
ゆっくりと全ての味を味わいながら、お口の中で個別に主張する美味しさたちに全力で混乱して欲しい。
舌が混乱すればするほど美味しいスイーツを全力で楽しんで欲しい。
セブンプレミアム「ブリュレ風」バウムクーヘンアイスを。
歴史に残る美味しさ。
大げさに聞こえるかもしれないけど、間違いなく「記憶に残る」美味しさです。
どれも馴染みのあるスイーツばかり。
それが。
どれもアピールするのに、どの味か分かる。
どの味か分かるのに、新しい。
食べてみて。
目が真ん丸になる「新しさ」を楽しんでみてはいかがでしょうか?
それでは
ん~!良い人生を!