映画「ドラゴンボール超」ブロリーを見終わっても、興奮が収まらない。
関連するグッズやコンテンツは、どれも魅力的に見えて「全て」欲しくなる。
発売される度に「厳選」して買うフィギュアでさえも。
2018年12月24日クリスマスイブに新発売。
ドラゴンボールアドバージ9「MOVIE SPECIAL(ムービースペシャル)」セット。
圧倒的なクオリティを誇るアドバージ「シリーズ」ナンバリング最新作の第9弾となる今作。
映画「ドラゴンボール超」ブロリーに登場するキャラクターが厳選されてラインナップされている。
嬉しいセット売りを全力で手に入れた。
興奮全開のレビューをしていこう。
目次
ドラゴンボール「アドバージ9」ムービースペシャル「セット」のレビュー
お値段は税抜き価格3,000円。
税込価格で3,240円。
※消費税10%適用時3,300円※
当然「個別での販売」もあります。
そちらは「1個」のお値段が税抜き価格500円。
税込価格で540円。
※消費税10%適用時550円※
普段は「箱買い」をしてしまうと10個入りで。
どうしても「ダブって」しまうのでネットでの箱買いは避けて、リアルの店舗で「厳選して」買うのが一般的だと思います。
しかし、
今回は「ムービースペシャル」として6種「全部」がセットになって販売。
迷うことなくネット注文でも「箱買い」が出来てしまう。
箱すらも記念に取って置けるクオリティなのでアドバージファンには嬉しい。
ドラゴンボール「アドバージ9」ムービースペシャルに収録されているラインナップがこちら。
- ブロリー(超サイヤ人フルパワー)
- ブロリー(怒り)
- ゴジータ(超サイヤ人ブルー)
- ベジータ(超サイヤ人ゴッド)
- 孫悟空(防寒着Ver)
- ラディッツ(幼少期)&カカロット(幼少期)
ゴジータはアドバージ6のゴジータと「一部」同じ金型。
ベジータ(超サイヤ人ゴッド)はアドバージ6ベジータ(超サイヤ人ブルー)と同じ金型。
映画に登場したキャラを「厳選」して収録されていて。
正直、センスしか感じないラインナップとなっている。
映画での「要所」「要所」のキャラを6体ラインナップ。
アドバージのサイズでは1体で成立しないカカロット(幼少期)の相方にバーダックやギネじゃなく、ラディッツ(幼少期)なのも並んで見ると違和感は無いし、初登場のベジータ(超サイヤ人ゴッド)を入れてくる辺りにキラリとしたセンスを感じる。
『興奮が止まらない!』
さぁ!セットの箱から開封していこう!
開封の舞も力を込めて全力で済ませた。
いざ。
開封!
『映画のワンシーン、ワンシーンが脳内で蘇る・・・!』
そのワンシーンを思い出しながら「触れる」フィギュアは何歳になっても買う事は止めれそうに、無い。
しばらくの間、この絵面を眺めていたいけどレビューしなきゃ。(使命感)
映画の登場順で、と言いたいけど「盛り上がる順番」で開封していこう。
いこう!
ドラゴンボール「アドバージ9」ムービースペシャルを「全て」この手で!
触りたい!
-
ラディッツ(幼少期)&カカロット(幼少期)
内容物は共通。
フィギュア1体に台座付き。
しかし。
アドバージのサイズらしくなくカカロット(幼少期)が小さいので、相方には兄のラディッツ(幼少期)が同梱されている珍しいタイプとなる。
食玩「らしく」ソーダ味のガム入り。
ガムは1.6g。カロリーは5kcal。
昔懐かしいソーダ味のガムを美味しくモグモグしながら開封して組み立てよう。
組み立て、と言っても簡単で。
基本は付属のパーツも「すぐ」取り付けられて台座に装着するだけで完成する。
完全に「カカロット」なワンシーンは貴重で。
孫悟空と名付けられる前の「純粋なサイヤ人」の頃のカカロット。
幼少期らしく「柔らかい」質感となっていて、可愛らしさを跳ね上げている仕上がり。
ただ。
残念な事があって。
可愛さ全開の「おしめ」に汚れがあって。
らしいと言えばらしい汚れ具合で。
もっと残念なのは尻尾を「挿し込む部分」が合わなくて。
ピッタリとハマらない事実が悲し過ぎた。
悲し過ぎたけど、背中が愛おしいほどカワイイから許せて。
小憎たらしい小僧というイメージの、映画で「聞いた」ラディッツの幼い頃の声が脳内で再生された瞬間に全てが許せた。
悟空の超サイヤ人3を思わせるラディッツの髪型は見事に再現されていて。
惚れ惚れするほどサイヤ人を象徴していると思う。
見事に「M字」の額で。
サイヤ人として初登場したラディッツのスカウター姿は今でも忘れていなくて。
戦闘服のカッコ良さは今でも震える程、大好きで。
不敵な笑みの、幼少期ながら「サイヤ人のラディッツ」が見事に再現されている。
ただ。
カカロット(幼少期)と同様に「塗料の付着」があって。
全体的にハイクオリティ「なのに」所々にある「塗料の付着」が全体を押し下げてしまっている感は否めない。
それでも。
並べて眺めた時に色々な思いが交錯するのは、ドラゴンボールファンのあなたなら分かって頂けると思う。
相容れる事の無かった2人のサイヤ人。
それでも。
兄弟なのだ。
-
孫悟空(防寒着Ver)
ここからはシンプルにフィギュア1体と台座のみとなっている。
ドラゴンボールアドバージシリーズはデフォルトキャラらしく頭部が大きく、自立はするけど不安定なキャラが多いシリーズ。
台座が無い方が映えるけど、飾る時は台座が必須という食玩マニア泣かせの仕様。
台座が透明なのが救いである。
『質感が震える程、良い!』
ぶつくさ言ってたのが馬鹿らしくなるほどの、質感。
髪、肌、服とどれもハイクオリティ。
悟空らしい髪の再現度。
大人の悟空の凜とした肌のツヤ感。
注目すべきは防寒着の質感で、寒冷地仕様を強く表現している仕上がり。
そこからわずかに見える道着の質感とは明らかに違うので、あなたの「肉眼」で確認して欲しい。
横から見た立ち姿も、悟空らしさを再現している出来栄え。
余裕のある悟空が見事に再現されている。
ここから映画のワンシーンの「窓の外から鼻息ムフー」はすぐさま蘇る。
「ぐるり」と見まわせるのがフィギュアの良い所で。
胸を張っている分、服の背中にシワが出来るのは当然で。
細かい描写まで表現されているアドバージシリーズには興奮しかしない。
ただ。
こちらも「塗料の付着」が鼻にあったのは惜しく。
全体的に塗装のクオリティも高いだけに残念度も跳ね上がる。
個体差があるとは言え、フィギュアの命とも言うべき顔にこの付着は悲し過ぎる。
-
ベジータ(超サイヤ人ゴッド)
アドバージ6のベジータ(超サイヤ人ブルー)と同じ金型とは言え、赤く染まってしまえば別キャラ。
映画登場時と同じく、冷酷なまでに神々しい表情。
ベジータらしくゴッドで。
サイヤ人ゴッドらしく眩い。
注目すべきはクリアな頭髪でゴッドらしさを再現している所だ。
と、言いたいけどベジータ「らしくなく」力が抜けている立ち姿だと思う。
ゴッドらしく力まず、余裕すら感じるほどの立ち姿を表現しているのは必見である。
映画で初登場した瞬間の、無表情にも思える冷酷「なのに」神々しいワンシーンを見事に再現している仕上がり。
同じ金型とは言え、やはり別物である。
こちらは「塗料の付着」は無いものの。
ベジータから見て右胸の部分の塗装が「完璧」では無く、塗装の甘さが目立ってしまう。
許容範囲内ではあるけど、ここ最近のアドバージシリーズを考えると惜しい。
惜し過ぎる。
-
ブロリー(怒り)
『震える程カッコイイ!』
どのキャラも良い。
特にムービースペシャルのキャラは「全部」欲しかった。
欲しかったけど群を抜いているのが「怒り」状態のブロリー。
『圧倒的存在感!』
電流が流れる首輪が壊れる直前のワンシーンで。
ブロリーの「叫び」が見事に再現されている仕上がり。
豊かな質感・迫力の再現度・細かい部分の塗装と、どれもハイクオリティな1体。
懸念していた「塗料の付着」も無く、大満足な個体。
- ド迫力の髪。
- 隆々とした筋肉。
- 緑のモフモフのモフモフ具合。
そのどれもがハイクオリティな質感で「これぞアドバージ!」な1体。
背面からのブロリー専用の戦闘服は必見。
映画で「まじまじ」と見れる機会は少ないので興奮しかしない。
今にも叫び声が聞こえてきそうな「表情」のクオリティは息を飲むほどで。
映画で注目すべき「目」も忠実に再現されている。
劇中の揺蕩う(たゆたう)目は絶対に見るべきで。
そのワンシーンを思い出しながらフィギュアを手に取ると、興奮は「何度でも」蘇る。
この1体を「確実」に手に入れるためだけに箱買いしたのも過言では無いほど、震えるくらいカッコイイ「怒り」状態のブロリー。
大満足の仕上がりに喜びを隠せそうにない。
このサイズ感は是非、他のアドバージシリーズと並べて体感して欲しい。
圧倒的存在感を「あなたの目」で見て、興奮して欲しい。
-
ゴジータ(超サイヤ人ブルー)
こちらもアドバージ6のゴジータと「一部」同じ金型を使用。
とは言え、やはり見れば見るほど別キャラ感は分かる。
その立ち姿は神々しく。
やや下向きで凛々しい表情に「本気」を感じて。
圧倒的に「落ち着いた色彩」なのに圧倒的な「存在感」を放つ1体。
落ち着かせた色彩が「青の輝き」を引き出し、塗装のクオリティが立ち姿を映えさせる仕上がり。
どこの角度を切り取ってもゴジータで。
威風堂々「なのに」余裕しか感じない後姿は何時間でも眺めていられる。
質感自体は同じ金型で大差は無いようにも思えるけど、塗料の違いがハッキリと分かって。
ゴジータがツヤのある仕上がりならゴジータ(超サイヤ人ブルー)はシックで落ち着いたマッドな仕上がりとなって、明確に「区別」しているのが分かる。
この落ち着いた色彩からの際立つ「青」はあなたの肉眼で穴が開くほど見て欲しい。
もちろんアドバージらしく映画のワンシーンを再現するのはあなたの、自由だ。
-
ブロリー(超サイヤ人フルパワー)
映画の中では「最後の最後の直前」でこの姿になる。
旧作でもお馴染みのお姿がこちら。
『全てが規格外!』
映画でも規格外の強さを誇り。
アドバージでも規格外の大きさで。
作る側の気合の入り方すら規格外と感じる仕上がり。
- 怒髪天な髪の表現。
- 筋肉の質感。
- ブロリーらしい表情。
- 残された良心の証である緑のモフモフの再現度。
塗装ムラも見当たらず、それどころか「緑」をイメージしたブロリーの「紫」のタイツの質感・足の筋肉の表現は惚れ惚れしか、しない。
毛量さえも増えた「緑がかった超サイヤ人らしからぬ髪」の再現度は横から見るべきで。
ブロリーらしさの象徴である「盛り上がった筋肉の隆起」は背面から飽きるまで、溜息ばかりをつきながら見て欲しい。
サイズ感に驚いたブロリー(怒り)の上をいくサイズ感で。
一回り「大きい」事がお分かり頂けると思う。
胸板に至っては1.5倍(目視)にも感じて。
力の奔流を感じて。
美しいまでの筋肉たちを見比べて欲しい。
背中に至っては甲乙つけがたいほどのクオリティで。
超サイヤ人フルパワーへと覚醒するまでの「過程のストーリー」を思い返すだけで興奮しかしなくて。
ゴジータ(超サイヤ人ブルー)と対峙させる事で映画のクライマックスのシーンは脳内で何度も何度も簡単に再生できる。
胸が熱くなる。
文字通り胸が熱くなる映画のワンシーンをアドバージで再現してみてはいかがだろうか?
もちろん。
全てを並べて、映画の「流れ」を思い出しながら飾るのも楽しい。
食玩を飾るのなら100均のケースで十分で。
あなたの思い通りの配置で飾って、映画のワンシーンたちを何度も、何度も思い出して欲しい。
ドラゴンボール「アドバージ9」ムービースペシャルで映画のワンシーンを。
最後に
前半の「塗料の付着」にガッカリの連続でしたが、終わってみれば興奮しかしませんでした。
やはり、ブロリー2体の仕上がりが「アドバージ史上最高レベル」だったのは大きい。
他のキャラたちの多少の塗装ミスや、ムラがチャラになるほど大迫力のブロリーたち。
大満足の「セット」内容でした。
個人的にはオススメのセットですが、個別での販売もあるので「作り込まれた」ブロリーたちだけでも手に入れてみてはいかがでしょうか?
まずは「これぞアドバージ!」なブロリーたちだけでも。
それでは
ん~!良い人生を!