いつものことだ。
方向音痴な私は奥様にナビを頼む。
カーナビがあってもUSJに向かってたのに淡路島に到着した事のあるくらいの方向音痴だ。
淡路島って高速道路から簡単に渡れるって知ったのは豆知識として残っている。
『次どっち?』と聞くとたまに。
本当にたまに。
『右!』と言いながら左を指さす奥様。
突然聞いたらそうなる事が多いかもしれない。
奥様は『右と左が分からなくなるや~つ』と名付けている。
全力でカワイイから何の問題も無い。
奥様曰く
『昔は左手の黒子で左はこっち!ってなってたけど最近その黒子が消えたのが最近の悩み。』
うん。
全力でカワイイ。
奥様は付き合った当時からなので何も気にしていなかったのだけど、息子も似たような事があった。
それは空手教室でのワンシーン。
左前蹴りから右後ろ回し蹴りのコンボの練習の時。
先生の『左前蹴りから回れ右して後ろ回し蹴り!円を描くように!』
何故か左回りして蹴る息子。
指導して貰って右回りになったけど、1テンポ遅れてた。
『右?』の顔してたのがハッキリと分かった。
何回もコンボの練習をしてたらスムーズになったから練習って凄いなって思いながら。
思いながら。
『あれ?奥様と一緒じゃん。血?なのかな?』とも思った。
気になったら調べる。鉄則。
ほぉぉぉぉぉ。
世の中には結構な数の人が居た事を知れた。
そして症状の名前も分かった。
左右盲もしくは左右失認。
方向音痴の一種かと思ってた。
病気とかではないので学術的な正式名称ではなくて造語だとも。
研究も未だ進んでないらしい。
他にも調べた所、原因の一部として
- 左利き
- 利き手を矯正した事がある
小さい頃に『お茶碗は左!お箸は右!』
『黒板を書く時、国語は右!算数は左!』的な事を言われて、強く印象に残ってたら一瞬考える事に繋がる
『右はお箸を持つ方。』この考える瞬間が、1テンポ遅れるのだと予想。
- 習い事で対面や鏡越し
指導する人と対面だったり、鑑越しで見たり教えて貰ったりしたら分からなくなる。
例えば、先生は『右の上段突き!』と言いながら生徒達から見たら左側突いてます。
あ、空手教室。対面だし鏡だらけだ。
- 等々
等々としたのは原因が解明されておらず、症状の重さも人それぞれで、知識も無いまま安易にお伝えしない方が良いと判断した結果です。
研究が進み、明らかになった時にまた改めてお伝え出来れば。と思います。
対処法も人それぞれで。
私の奥様みたいに「左手の黒子で左」と判断してたように「腕時計は左」「カバンは右」いつも身に付けてるもので右はこっち。左はこっち。とされてる方が多いと分かりました。
左手の黒子が無くなった奥様にススメてみたいと思ったのが指輪ですね。
指輪をしてる方が左。
薬指なんか良いかもですね。
左右盲のお話は研究が進むまでこれにておしまいです。
軽いノリで調べたら重い症状に悩まされてる方達が居る事を知りました。
未だ原因の解明が出来てなく対処法も確立されていない事も。
もうご存知の方も多いかもしれませんが「こういう症状が世の中にはあるよ。」と世の中にお伝え出来る一助となればと思います。
それでは
また。