原作最強。
どれだけドラゴンボールの物語が続き、広がっても「それは」揺るがない。
後付けで「もっと」強いキャラクターが出ても、「絶対」に覆せない。
その原作最強のキャラクター達が「ついに」登場。
2019年3月25日に新発売。
ドラゴンボール「アドバージ10」
後、1週間早ければ3月18日の「サイヤの日」で盛大に盛り上がれたのに、と思った事は内緒にしておこう。
節目となる「第10弾」で、孫悟空とベジータの「原作単体最強形態」と、原作の「ラストボス」が同時に収録された。
当たり前のように全力で手に入れた。
興奮のレビューを全力でしていこう。
目次
お値段は「1個の定価」が、税抜き価格500円。
税込価格で540円。
※消費税10%適用時550円※
あまりにテンションが上がり過ぎてBOX買いしそうになったけど。
今作「も」BOX買いだと10個入り。
コンプリートは出来るけど「どうしても」ダブってしまうので、馴染みのおもちゃ屋さんで厳選(ダブらないように)して購入。
直近の前作、ドラゴンボール「アドバージ9」ムービースペシャルと同じく「セット売り」のような販売方法を心から望む。
さぁレビューの続きをしていこう。
ドラゴンボール「アドバージ10」のラインナップがこちら。
- 孫悟空(超サイヤ人3)
- 魔人ブウ(純粋)
- 魔人ベジータ
- グレートサイヤマン(ヘルメットVer.)
- グレートサイヤマン(サングラスVer.)
- フリーザ(最終形態)
- ブロリー(超サイヤ人)
魔人ブウ編の初期に登場したグレートサイヤマンを2種、孫悟空とベジータの「原作単体最強形態」である超サイヤ人3と破壊王子ベジータに加えて、原作のラストボスである魔人ブウ(純粋)を収録した豪華なラインナップ。
そして。
アドバージ9を「補完」するように、ブロリー(超サイヤ人)。
関連するかのように、その映画「ドラゴンボール超」ブロリーからの登場かと思いきや、アニメ「ドラゴンボール超」ラストシーン時のフリーザ。
「豪華」+「補完」+「そこ!?」的なラインナップに仕上がっている。
内容物は共通で。
彩色済み人形1セット/全7種
ガム(ソーダ味)1個入り。
1体のフィギュアに対して1個の台座。
組み立てる「要素」の方が少ないので、安心して欲しい。
ガムは昔ながらのソーダ味。
1個1.6gで。カロリーは5kcal。
原材料・成分表も併せて載せておこう。
昔懐かしいソーダ味を楽しみながら開封していこう。
どれから開けようか迷うけど。
筆者自身が盛り上がる順で開ける!
この手で!
-
グレートサイヤマン(ヘルメットVer.)
『わたしは正義を愛する者
グレートサイヤマンだ!!!』
今でも「あの」バババババン!!と足を動かした登場ポーズは忘れない。
『悟飯が・・・、あのセルを倒した悟飯が・・・・。』
『どうして!?』となった記憶は未だに薄れていない。
そんなグレートサイヤマンが大好きなアドバージになった。
早速、そのお姿を見てみよう。
『ヘルメットを守ってくれている!』
食玩の「細い」突起物はダメージを受けやすい。
折れ曲がりや傷がつかないように、こういった「緩衝材」を巻いてくれる配慮はありがたい。
さぁ飾ろう。
本当は「台座無し」で飾りたいけど、頭部が大きいデフォルメされたアドバージシリーズは自立の安定性に欠ける。
欠けるからこその台座。
その台座に「スッ」とハメ込めば完成。
グレートサイヤマン(ヘルメットVer.)のお姿がこちら。
『右肩上がりのクオリティ!』
食玩で500円は高級クラス。
でも、それだけの価値はある。
発売当時から「クオリティの進化」は止まらないのに、お値段は据え置きのアドバージシリーズは、お買い得なフィギュアだと思う。
- キャラクターの再現度。
- 造形の深さ(細かい部分までの作り込み等)。
- 筋肉の表現。
- 衣装のシワ。
- パーツ毎の塗料の質感。
この項目は「常に」高品質。
高品質「どころか」、弾を重ねる度にクオリティは上がっている。
唯一の不満が出るとしたら「塗装ムラ」と「塗装ミス」。
全体的な配色や、パーツ毎の塗装は完璧ながら。
どうしても「細かい」部分でそういったムラやミスは発生する。
今回で言えば、塗装ミスがグレートサイヤマンの証でもある「腕時計型の変身装置」周りで起こっている。
他にもヘルメット周りの「細かい」部分で、境界が曖昧な箇所も発見できた。
それでも。
500円「の」食玩と考えれば、飲み込める程度のもの。
これ「以上」のクオリティを求めるのならば、倍近いお値段が必要になると思う。
それだけアドバージシリーズの「クオリティは高い」という事だけは全力でお伝えしたい。
ここから始まる「魔人ブウ編」の記憶が蘇る仕上がりはいつまで経っても見飽きない。
さぁどんどんいこう!
-
グレートサイヤマン(サングラスVer.)
『かっこいいだろーーー!』
この台詞(セリフ)の後のトランクスの反応は今でも覚えていて。
当時ジャンプで読んだ時に、同じ反応をした記憶がある。
でも。
ここからベジータ参戦が決定し、天下一武道会へと話が進む思い出深いシーン。
『再現度完璧。』
これで少し横を向いていれば、トランクスに自慢しているシーン「そのもの」で。
アドバージだから正面を向いている訳で。
手に取って「脳内」で補正する遊びが楽しい。
もちろん。
フィギュアとしてのクオリティも当然ながら、高い。
マントの躍動感に加え、ターバンの躍動感が加わり、悟飯の存在感が生き生きと引き立つ。
グレートサイヤマンのターバンの色が「原作ではオレンジ」だと言い張ったら信じて貰えるだろうか?
そんな事さえどうでも良いくらいターバンとマントの質感に、今は、感動しよう。
何より、手に取って「飽きるまで眺められる」のがフィギュアの良い所。
並べて「比べる」事が出来るのも嬉しい要素で。
ヘルメットVer.とサングラスVer.を見比べてみよう。
頭部以外は同じパーツのはず「なのに」色味に違いがある事が分かる。
最終的に製造する「ライン(過程)」が違えば、平気でこういう事が起こるのが食玩の世界。
塗装ミスやムラ、俗に言う「個体差」すら楽しんで欲しい。
2人のグレートサイヤマンを見比べながら全力で楽しんで欲しい。
-
フリーザ(最終形態)
『覚えているのかと聞いてるんだァァァーーッ!!』
ドラゴンボール超のラストからの登場。
なので。
あの世の輪っかが付属。
尻尾も別パーツで付属。
それでも組み立ては簡単。
何も迷わず組み立てよう。
安い食玩とは違って、パーツはしっかりとハマる。
『完璧・・・!』
画像で伝わりきるか不安ですが。
完璧に。
完璧にドラゴンボール「超」でのフリーザを思わせる仕上がりとなっています。
基本はシンプルなフリーザ(最終形態)を、表情1つでそう思わせる仕上がりは感動レベル。
フリーザらしい肌の質感の再現度も恐ろしいほど、高くて。
握った「拳」がフリーザの葛藤を演出して。
ここから「第7宇宙の奇跡」が生まれて。
そのフリーザを360度見まわせるのは、文字通りの奇跡。
敵ながら憎み切れない敵として「何度も」登場するフリーザを、フリーザの全身を飽きるまで眺めたい。
後姿の筋肉すら、めちゃくちゃカッコイイ・・・!
-
ブロリー(超サイヤ人)
『ぐぅぅううう!!』
やっと。
やっと揃った。
前作のアドバージ9では2種。
- ブロリー(怒り)
- ブロリー(超サイヤ人フルパワー)
その中間であるブロリー(超サイヤ人)が収録されなかった。
今回のアドバージ10での登場で、やっと3体が揃う。
並べてみると「顔が徐々に」下向きに。
筋肉が「段々と」盛り上がっていく等の変化が、分かる。
3体揃ってこそで。
また映画を見ようと思わされるには十分過ぎる迫力。
そもそも台座からして「迫力の」大きさで。
圧倒的な存在感を放つ。
他のキャラとは一線を画している事が一目で分かって。
クオリティに関しては文句のつけようがなく。
アドバージ9と「等しく」ハイクオリティ。
- 緑のモフモフの表現度は「三度」感動して。
- アーマーが壊れそうなほど膨らんでいる再現度にも感動して。
- 登場した「時間」で言えば、そこまで長くないのに強烈なインパクトで。
その登場シーンを見事なまでに再現している。
全力で3体を並べて「何度も」「何度も」映画の余韻に浸って欲しい。
並べて「こそ」分かる違いに、バンダイの商売上手を痛感しながら。
-
孫悟空(超サイヤ人3)
『・・・これが超サイヤ人3だ』
『カッコ良さの極み。』
孫悟空「単体」最強形態。
デフォルメされていようが、そのカッコ良さは失われず。
身震いするほどの再現度。
クオリティに関しての不満は「一切」なく。
- 全ての造形。
- 全ての質感。
- 超3特有の髪の毛の透明感。
- シンプルながら存在感のある道着。
細部までの細かい塗装まで完璧。
悟空「なのに」悟空じゃない表情まで。
500円の食玩とは思えない仕上がり。
台座も「特別仕様」で。
あまりにも存在感のありすぎる髪の毛を「支える」仕様となっている。
後ろから見ても、孫悟空(超サイヤ人3)と分かる佇まいは何時間でも眺められて。
真後ろを眺められるのはフィギュアだからこそで。
手の平に乗ってしまうサイズ「なのに」圧倒的なクオリティを肌で感じる事ができる。
たったの500円で「この」クオリティの孫悟空を。
原作単体最強の「超3」の孫悟空を眺め続けて欲しい。
あなたの好きな「角度」を探しながら。
-
魔人ブウ(純粋)
『ハハア~~~~~ッ』
長い戦いがあった。
これだけ「姿を変え続けた」ボスは、ドラゴンボールの中でも、そう多くはない。
倒せそうで倒せないを繰り返し、希望と絶望を繰り返し。
ドラゴンボールの「インフレ」が、ブウとの一戦に「ギュッ」と凝縮されている。
当時、高校生だったにも関わらず、まるで小学生のように興奮して読んだ記憶は、きっと一生忘れない。
そんな「魔人ブウ(純粋)」が大好きなアドバージシリーズで登場。
触れて、飽きるまで眺め続けれるクオリティのアドバージシリーズで。
ついに。降臨。
『純粋・・・!』
アドバージ3にも魔人ブウが収録されていて。
でも。
あの魔人ブウは(悪)だった。
悪とは明らかに違う、純粋さ。
その「純粋さ」を忠実なまでに再現しているのが、今作。
もし。
魔人ブウが目の前に居たら『こんな肌の質感なんだ・・・』と思わせるほど「柔らかい」質感で再現されている。
柔らかいのに感じる、圧倒的「悪の純粋さ」は背面からもあふれ出ていて。
造形の「出来」と相まって、延々と眺め続ける事が出来る。
注目すべきは表情で。
純粋な悪を表現する「口の開き方」は圧巻で。
圧巻だからこそ。
この塗装ミスは痛い。
幸い、傷ではないので「歯を白く」塗装すれば良いだけだ。
それか、この程度の塗装ミスで「不都合品」扱いしてくれるか問い合わせてみるのも、良いかもしれない。
バンダイお客様相談センター(食品・食玩)に。
-
魔人ベジータ
『さらばだブルマ・・・トランクス・・・・・
そして・・・カカロット・・・・・』
長いドラゴンボールの歴史の中でも1,2位を争うほど好きで。
個人的トップ3は孫悟空(超サイヤ人3)、魔人ベジータ、孫悟飯(親子かめはめ波)で。
魔人ベジータ「と」孫悟飯が、日によって変わる程度の差しか、ない。
今まで、どれだけのフィギュアやカード、ソシャゲでも可能な限り手に入れてきた。
- 葛藤
- 覚悟
- 愛情
- 弱さ
等々、様々な感情が入り混じる「人間じみた」ベジータを愛さない理由が思い浮かばない。
そんな魔人ベジータが大好きな「アドバージ」シリーズで、ついに登場。
大きいモノから小さなモノまで「魔人ベジータ」のフィギュアは持っているけど。
アドバージシリーズはやっぱり別格。
- 飾っても邪魔にならない、大きさ。
- 手に取って眺められる、サイズ感。
- 見飽きない、クオリティ。
作業するスペースの片隅に「有る」だけで、満足できる。
「M」の一文字に、ベジータの感情が詰め込まれていると思うだけで感涙モノで。
凛々しい表情の再現度は必見で。
妥協する事なく作り込まれた後姿は圧巻で。
見ただけで「ベジータ」と分かるのは筆者だけではないはずだ。
このクオリティのフィギュアが食玩で楽しめる。
食玩「なのに」500円もするけど。
惜しいとは「全く」思わない仕上がりに、大満足しかしていない。
最後に
節目の第10弾で「ついに」原作単体最強形態が登場しました。
個人的最大級の盛り上がりで、次回作も楽しみですが。
その合間に出るドラゴンボール「アドバージ」モーションにも期待が持てます。
アドバージの魅力はそのままに「モーション」で躍動感のある仕上がりが今から楽しみ。
何より「親子かめはめ波」が、アドバージで再現できるのなら。
今から興奮が止まりそうに、ない。
それまではアドバージ10を全力で楽しもう。決意。
それでは
ん~!良い人生を!