悔しいけど美味しかった。
筆者はアイスを愛する人である。
セブンイレブンの冷凍コーナーが「徐々に」冷凍食品たちに支配されつつある現状は悔しくて。
ただでさえ入れ替わりの激しいアイスたちのスペースは「これから先」減る事はあっても、劇的に増える事は難しいと思う。
それだけ「セブンイレブンの冷凍食品たち」の活躍は目覚ましい。
2019年11月20日の発売以来「幾度も」話題になった冷凍食品。
セブンプレミアム「炒め油香る」チャーハン。
何の事はない。
1人前の美味しいチャーハンがカップ容器に入って、買って温めてもらえば「すぐ」食べれるだけの事だ。
丁度チャーハンが食べたかったので買ってみた。
そんな軽い気持ち「から」記事にまでしようと思った美味しさを全力でレビューしていこう。
お値段は税抜き価格198円。
税込価格で213円。
内容量は170g。カロリーは330kcal。
原材料・成分表も併せて載せておこう。
発売当初は、地域先行商品で。
発売から半年近くなった今では、安定的に全国のセブンイレブンで取り扱っている。
※一部取り扱いのない店舗もあります※
セブンイレブンのチャーハンと言えば、THEセブンチャーハンが真っ先に思い浮かんで。
どれだけ技術が跳ね上がっても冷凍チャーハンには「演出しにくい」パラパラ感で、見かける度に選んでしまうようになった「高リピート」のチャーハン。
サンドイッチが食べたかったはず「なのに」チャーハンのおにぎりタイプを買ってしまうほどセブンイレブンのチャーハン好きを自負する。
筆者から言わせれば、セブンイレブンのチャーハンの「選択肢」が増えただけの事。
- 手間をかけず、お家でゆっくり食べたい時は「いつもの」お弁当タイプ。
- 出先でパパッと食べたい時は「お手軽な」おにぎりタイプ。
丁度その「中間辺り」なのが、今回のカップ容器タイプ。
温めをお願いさえすれば、食べれる場所を選ばず、丁度良い1人前で、食べやすい形状。
「お家」と「出先」に、「どこでも」が加わっただけの事。
『あれ・・・?超画期的じゃん・・・。』
その利便性に気が付いた時に感動した。
感動したけど問題は「まだ」残っている。
セブンイレブンの商品だけど、製造しているのは「味の素」である。
味の素の「焦がしにんにくのマー油と葱油が香るザ☆チャーハン600g」はガッツリ食べたい時には究極のコスパを誇る。
誇るけど、冷凍食品ゆえの「べたつき」は多少、付きまとう。
場所を選ばず、食べやすい形状だとしても、パラパラ感が劣れば選択肢に入らない。
味が美味しい事は分かっている。
分かっているけど、セブンイレブン「の」お弁当タイプのチャーハンのパラパラ感を知っているからこそ、厳しめにレビューをしようと思う。
召し上がり方は電子レンジ専用。
- 500W(ワット):約3分40秒
- 600W(ワット):約3分10秒
- 1500W(ワット):約1分20秒
フタを点線まではがして、指定された熱量と時間で、加熱後「しっかり」混ぜる。
フライパンで調理できない事で「べたつき」は強めに残る気がするけど、果たしてどうなるのであろうか?
家庭用電子レンジで待つ事3分弱。
後は、しっかりと混ぜるだけ。
驚く程お手軽に、完成だ。
チャーハンの「旨み」が香り。
少し「スパイシー」な香りが食欲をかきたてる。
味が美味しいのは当たり前だ、ザ☆チャーハンを世に贈り出している「味の素」が作っているんだ。
問題は「パラパラ感」のみ。
さぁ食べよう。
全力で。
いただきます!
『旨っ!』
しっかりとした味付けかと思いきや「サッパリ」とした旨み。
- チャーハンらしく「炒め油」が香ばしく香って。
王道の具材がチャーハンらしさを跳ね上げる。
- チャーシューが歯応えよく、肉汁の「旨み」をお米に伝えて。
- ふわふわの卵が「甘み」を演出して。
- 存在感のあるネギが「香ばしさ」を押し上げて。
サッパリとした口当たり「なのに」広がるのは、残るのは、確かな旨み。
まるでラーメン屋さんのチャーハン。
当たり前に「美味しさ」は一級品。
何よりも気になったパラパラ感は、右肩上がり。
混ぜ始めは「塊感」が強く、電子レンジで調理したならではの嫌味なねっとり感があった。
そう。
あった。
- 電子レンジ特有の「熱さ」が落ち着いてくる度に、お米たちはパラパラになって。
- スプーンでほぐせば、ほぐすぼどお米たちは1粒、1粒主張して。
まるで香ばしい炒め油が「全体」に行き渡ったかのように、スムーズにお口の中でほどける。
『あっ。これめっちゃ美味しいチャーハン!』
味についての文句「は」一切ない。
- 王道感あふれる素材たちで。
- 真っすぐに王道な「香ばしい旨み」を。
- バランスの取れた油加減で。
食べ応え「と」食べやすさを両立している。
当然、パラパラ感についての文句「も」少ない。
- 食べ始めこそ『んっ?』となるべたつき感は、あった。
- あったけど。
- 熱さが落ち着いて、スプーンでほぐしながら食べると「パラパラ感」は右肩上がり。
少し「物足りなさ」が残る量の事を除けば完璧に近い、まるで「作りたて」のチャーハンを楽しめる。
『セブンイレブンのチャーハンの選択肢の中に余裕で入ってきた!』
- 手間をかけず、お家でゆっくり食べたい時は「いつもの」お弁当タイプ。
- 出先でパパッと食べたい時は「お手軽な」おにぎりタイプ。
- 食べる場所を選ばない「便利な」カップタイプ。
サイズ感の違いで、組み合わせ出来る「幅」が広がった。
チャーハン「が」食べたい時。
チャーハン「も」食べたい時。
これから先もセブンイレブン通いは止めれそうに、ない。
あなたも。
お腹の空き具合でセブンイレブンのチャーハンを選んで欲しい。
カップ容器に入ったチャーハンも美味しい。
セブンプレミアム「炒め油香る」チャーハンが美味しい。
悔しいけど美味しかったです。
振り返って考えるとお値段も200円程度。
お腹の空き具合によってはその200円でアイスを買うか、チャーハンを買うか迷う時がくるかもしれない。
迷わずアイスを選ぶ人間で居続けたいけど、お腹が空いてる時のチャーハンの誘惑には勝てそうに、ない。
たったの200円で、まるで作りたての美味しいチャーハンが味わえるのなら。
その魅力は絶大である。
それでは
ん~!良い人生を!