100円みぞれが終わって「代わりに」蜜と雪が、森永乳業の主力のかき氷商品になるはずだった。
なのに。
発売して数か月で見かける事の方が少なくなって。
また食べたいと願っても、願った時には見つからなくて。
すごく、落胆した記憶がある。
そんな「蜜と雪」が、完全に満足出来る程食べていないのに。
2019年3月25日に「リニューアル」して新発売。
森永乳業「蜜と雪」いちご。
せめて今回は、夏の間だけでも楽しめる事を願って、全力で美味しく頂いた。
お返しのレビューを全力でしていこう。
お値段は「定価で」税抜き価格160円。
税込価格で172円。
リニューアルした情報だけは知っていたけど、これまた出会えなくて。
気長に待つ決意をしていたら、新作の「エスプレッソラテ」が発売された同日に大量の入荷を確認。
お得に税込138円で買えた。超ラッキー。
内容量は150ml。カロリーは162kcal。
分類は氷菓。
果汁・果肉14%。
原材料・成分表も併せて載せておこう。
なめらかな食感の練乳風味の氷にいちご果肉を混ぜ込み、香り立ちの良い濃密ないちご果肉入りいちごソースを上掛けした新しい氷菓カップ。
リニューアルされる前の蜜と雪「いちご」は、驚く程美味しかった。
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内容量と、カロリーと、果汁・果肉は変わっていない。
分かりやすく変わった「点」は1つ。
いちご本来の甘酸っぱさが「より」感じられるように改良しました。
『もっとキュンキュン出来るのか・・・!?』
リニューアル前でも十分過ぎるほど、いちご「本来」の甘酸っぱさがあった。
それが、もっと、甘酸っぱくなった・・・!?
期待値は自然と右肩上がりである。
早速、そのお姿を見てみよう。
開封の舞もキュンキュンしながら済ませた。
いざ。
開封!
『キュンッ!』
- 強く、赤く。
- 強く、甘酸っぱく。
- 強く、瑞々しく。
ただ、果肉をすりつぶした「だけ」のように。
果肉本来のフレッシュさが「あふれる」赤い、蜜。
この奥に。
赤い「蜜」の奥に、「雪」のような口溶けの氷が待っている。
重ねよう。
蜜と雪を。
甘酸っぱさが「より」強くなった、蜜と雪を。
全力で。
いただきます!
『強くいちご。』
『ひたすらに強くいちご。』
薄っぺらく「キュンッ」とさせるだけの、いちごじゃない。
- 強く、深く、洗練されたいちご。
- 果肉「本来」の瑞々しさがあって。
- 瑞々しいのに、弾けるようなフレッシュさはなくて。
落ち着きのある、大人のいちご感。
喉の奥を「キュンキュン」させるような甘酸っぱさじゃなくて。
- 深く、強く、ねっとりとした「いちご」の果肉感。
- 一手間を、惜しみなくかけたような。
- 落ち着きのある甘酸っぱさで。
ねっとり「なのに」広がりの良い、蜜「だけでも」感動レベル。
その蜜が。
- かき氷らしく主張して。
- 舞い降りた雪のように、舌の上で儚く溶けて。
- ミルキーな練乳感を「優しく」演出して。
果肉の塊さえも儚く消える「脆さ」のある雪を包み込む。
『蜜と雪・・・』
これほど言葉通りのアイスは、珍しくて。
これほど言葉通りの食感のアイスは、他に思いつかなくて。
これほど言葉以上に感動するアイスは、滅多に出会えるものじゃない。
蜜と雪。
そのどちらも欠けたら成立しない美味しさで。
- 強く、落ち着いた蜜の甘酸っぱさが「あるから」練乳の優しさが分かって。
- 練乳の優しくも、雪のコク深い甘さが「あるから」甘酸っぱさに飽きる事はなくて。
- 蜜「と」雪が共存してるからこそ、溶けて消えた後の果肉の美味しさが跳ね上がって。
プチンッと弾ける、いちごの種「すらも」愛おしく思える。
『・・・。』
ただでさえ美味しかった。
リニューアル前も当然のように美味しかった。
でも。
美味しさは倍以上になっていると断言できる。
より。
- 蜜が蜜らしく。
- 雪が雪らしく。
それぞれの味が「際立って」いるのが、分かる。
間違い無く、分かりやすくなっている。
分かりやすくなった上で。
蜜と雪らしい口溶けで重なった時、語彙力は極端に落ちて、言葉を失う。
舌の上に広がる、まるで潰されただけの「上品ないちご」に、優しい練乳色の雪が舞い散るような。
そんな幻想的な口溶けを楽しめる。
ここまで読み切ったあなたが食べない理由は?
探してまで食べない理由は?
絶対に、無い。
アイスマニアで、食感マニアの筆者が激推しする。
絶対に、探し出して食べて欲しい。
森永乳業「蜜と雪」いちごを。
あなたの口が、蜜「と」雪を全力で楽しむ事を、心から望む。
よく、大げさと言われます。
スイーツの「読み物」として書いているので「少し」盛るくらいが丁度良いのです。
盛った事を反省も、後悔もしませんが。
それを差し引いても。
このアイスは。
リニューアルした「蜜と雪」いちごは、食べて欲しい。
顔の力が抜けるほどの口溶けを、美味しさを、全力で味わって欲しい。
それでは
ん~!良い人生を!