セット買い最強。
熾烈を極める「食玩争奪戦」を横目に、難なくコンプリート。
ドラゴンボール「アドバージ」の最新作は、いつもと違う。
何が何でも手に入れたかった。
2019年6月17日に新発売。
DRAGON BALL「ADVERG」MOTIONセット。
ドラゴンボール「アドバージ」モーション セット。
そう。モーション。動きだ。
いつものアドバージ「じゃない」。
名シーンを「再現」できるアドバージの登場。
対となる「敵キャラ込み」で完成するのが、名シーン。
当たり前のように「セット」で買うしかないじゃないか!
全力で手に入れた。
全力の魂を込めて全力のレビューしていこう。
はじめに
今回の販売方法は2通り。
セット売り「と」個別売り。
1体の価格は、税抜き価格500円(税込価格540円)で変わらない。
※消費税10%適用時550円※
BOX買いをすると、いつも通り10個入りで。
どうしても「ダブり」が発生してしまう。
ダブりを避けるために店頭に並ぶのを待つ人も多いと思うけど、
個別売りはどうしても「争奪戦」になりやすくて。
お目当てのキャラが1体「先に」買われてしまうと、名シーンの再現は難しくなる。
※画像の例で言えば、トランクス「だけ」を買われるとロゼとの名シーンが完成しない※
大量に入荷してくれるお店なら、まだ救いはあるけど。
小規模店で、1セットのみの入荷だけだと、文字通りの争奪戦になってしまう。
どうしても手に入れたい場合は、ネットやリアル店舗で「予約」という手もあるけど、アドバージのBOX買いはダブってしまう悪循環。
そんな問題を「サラッ」と解決してくれるのがセット売り。
専用の箱も保存しておきたくなる特別仕様。
アドバージ9でも同じ販売方法が取られて。
アドバージ10では争奪戦を強いられたので、今回の販売方法は非常にありがたい。
6種セットということで、お値段は張るものの、何の迷いもなく「予約」できるのは忙しい身としては心から歓迎したい。
- 食玩争奪戦を勝ち抜くか。
- 多少プレミア価格でも、欲しいキャラだけをネットで「個別」に手に入れるか。
- BOX買いでダブりを受け入れるか。
- セット買いで欲しくないキャラ「も」手に入れるか。
選択肢は複数ある。
あなたが望む形で、手に入れて欲しい。
続けて名シーンのレビューをしていこう。
孫悟空(身勝手の極意)のレビュー
ドラゴンボール「アドバージ」モーションの中で、唯一「対となる敵キャラ」が収録されていないのが、孫悟空(身勝手の極意)。
単純にいつものアドバージ「が」動きのあるポーズを取ったフィギュアとなる。
内容物は共通。
彩色済フィギュア1体・台座・食玩らしくガム1個入り。
懐かしさ満点の、甘いソーダ味のガムを食べながら開封していこう。
と、言ってもアドバージシリーズの組み立ては簡単。
何も考えず、台座にハメ込むだけで完成する。
あまりに簡単に完成したドラゴンボール「アドバージ」モーションの孫悟空(身勝手の極意)がこちら。
ドン!
『圧巻!!!』
圧倒的なクオリティを誇るドラゴンボールアドバージシリーズ。
早い段階から完成されていて。
500円クラスの食玩の中でも圧倒的完成度を主張する。
アドバージ6で初登場した孫悟空(身勝手の極意)の完成度と比べても、なんら遜色はない造形。
しかし。
モーションということで、表情にも変化があって。
凛々しさ「よりも」余裕のある表情が、分かりやすく表現されている。
注目すべきは、目で。
より細い線で、細部まで書き込まれているのがお分かりいただけると思う。
銀色の髪と眉毛、目の色までも「発色」が上乗せされて、より神々しい雰囲気となって降臨。
完成形と思われた完成度を、表現を変えることで、モーションにすることで、違いをハッキリとさせている。
- 惚れ惚れする筋肉の描写。
- 作り込まれた衣装のシワ。
- 見事なまでに再現された質感。
いつも通りのアドバージのクオリティに「動き」が加わっただけなのに。
溜息が出る完成度。
躍動感しかない孫悟空(身勝手の極意)を、飽きるまで、見よう。
悟空の目線の先に、対となる敵キャラが居ないのは残念だけど。
次回作に期待しながら、遊んで、待とう。
トランクス(超サイヤ人)とゴクウブラック(超サイヤ人ロゼ)のレビュー
本当は個別で紹介するべきだけど。
対となる者同士。
同時に紹介していこう。
この2体は特殊で。
モーション「らしさ」は、大きめの台座で表現されている。
どう考えても「自立」しないポーズとなっているので、アドバージでは珍しく背中に固定用の穴が開いている。
さほど組み立ては難しくないけど、慎重に力強く固定して欲しい。
折角ロゼの「手刀」が分かりやすい構図なので、このまま説明しよう。
ロゼの手刀には、気で生成された「剣」をハメ込むことが可能。
全くもって難しい作業ではないけど。
取り外し可能なので、外したまま遊んで、無くさないようにだけは注意して欲しい。
尚、トランクスの剣は、付けないと違和感しかないので、優しく装着してあげて欲しい。
さぁ準備はできた。
トランクス「と」ゴクウブラックが激突する名シーンを。
ご覧いただこう。
ドン!
『鳥肌。』
えっ?構図が違う?
角度が違うだけさ。
名シーンを「色々な角度」から見れるのが、アドバージ「モーション」の最高な点の1つだと思う。
もちろん、個別での完成度に見惚れるのも良い。
トランクスの決意にみなぎった表情は必見で。
カプセルコーポレーションの「ロゴ」が入った衣装の作り込みは、溜息がでるレベルで。
鞘(さや)のサイズ感と、剣のサイズ感がしっかりと再現している作り込みには、作り手のトランクスへの愛情が伝わってくる仕上がり。
疾走感にあふれる、ド迫力なトランクスで、目一杯興奮して欲しい。
それに対し、ロゼは不敵に笑う。
目の下に影が出来るように考えられた角度は、ロゼらしさを跳ね上げている事がお分かりいただけるだろうか?
全体のダイナミックな「動き」だけじゃない、細かい部分までの動き「も」大注目して欲しい。
- 衣装が「たなびく」ような動きで、躍動感がビンビンに伝わるはず。
- 指の先1本、1本の「表情」で、悪役感がガシガシ伝わるはず。
細かい所まで見逃す事なく、飽きるまで、眺めて欲しい。
名シーンを再現しながら。
あなたの「目線」で、名シーンを楽しんで欲しい。
トランクス「と」ブラックゴクウの、絶望的な戦いを。
絶望的な戦い「からの」希望の戦いを、思い出しながら。
孫悟空(超サイヤ人)と孫悟飯(超サイヤ人2)とセル(完全体)のレビュー
何1つ欠ける事は、あってはならない。
親子かめはめ波の完成には、悟空と悟飯。
その対となるセルが居なければ「名シーン」は再現できない。
まずは。
何も語る事もなく。
ただ無邪気に「再現」しただけの画像をお届けしたい。
ドン!
『心から震える名シーン!!!』
この名シーンを、いろんな角度から見れるのは、幸せ以外の感情はなくて。
角度を変えながら眺めるだけで、丸一日を過ごせる自信がある。
本当に過ごしてしまいそうなので、無理やり1体ずつ見て行こう。
まずは悟空から。
ドン!
『泣きそう・・・。』
この時、悟空は居なくて。
悟飯の力添えだけしかできなくて。
それでも。
存在感「しか」なくて。
永遠に不滅の、屈指の名シーンを盛り上げる存在。
それが。
フィギュアになって。
触れるなんて。
泣きそうで。
真正面から見ると分かりやすく顔が影になる角度で。
悟飯「を」陰ながら支える演出が見事なまでに再現されている。
単体で見ても、完成度は当たり前に高くて。
表情は語るまでもなくモーションらしく、豊かに、凛々しく表現されて。
かめはめ波を構える腕も、悟飯「の」かめはめ波を大きく包み込むような空間があって。
感動に見合ったクオリティを誇る。
ただ。
やっぱりセットになってこその仕上がりなので、単体のみでは語り切れない。
続いては、セル。
いってみよう。
ドン!
『指先の汚れが、逆に良い。』
ふぁっ!?指先に塗装ムラが!?
とか思ったけど。
これが演出だとしたら、太陽系破壊かめはめ波の妄想は膨らむ。
指先にまで込められた「気」だと思える。
でも、きっと汚れは汚れで。
残念だけど、良い方向に解釈できるから、許せる。
それ以外の「作り込み」は、感動レベルで。
セルらしい質感を、触感を、禍々しい配色を、見事に再現している仕上がり。
デフォルメされても、セル「らしさ」が全力で表現されていて。
気の奔流で持ち上がった羽が、緊張感を演出する。
セルファンなら単体でも満足のいく完成度。
表情の「豊かな動き」は、あなたの目で確認して欲しい。
きっと、惚れ直すことは、お約束する。
さぁ最後。
愛する悟飯の出番。
超サイヤ人2悟飯が「至高」と信じて疑わない筆者は、愛するがゆえに厳しい目でレビューしよう。
いざ。
ドン!
『95点!』
その5点は、やっぱり、戦いで負った傷の描写。
さすがに、食玩で傷をリアルに再現する訳にはいかない。
その分だけマイナスとさせていただいたけど。
それ以外は「100点満点」をつけたい。
傷は描写できないけど満身創痍な姿勢、道着。
力なく垂れ下がった左腕。
この「モーション」は、感涙もので。
『ぼくがやるんだ!!!』という意志に満ち溢れた表情は、必見。
余す事なくお見せしたいけど、やっぱり買ってからのお楽しみにして欲しい。
垂れた前髪から覗かせる瞳は、アドバージ「史上」最もカッコイイ事だけは、全力で報告しておこう。
さぁ3体のレビューは終わった。
いよいよクライマックス。
名シーンの再現を。
しよう!!!
『ゴゴゴゴゴ・・』
『ズッ』
『泣いた!!!』
もう。
頭の中では「明確に、正確に」親子かめはめ波の名シーンが繰り返し、繰り返し流れて。
この名シーンを悟空・悟飯目線で見れて。
セルの目線で見れて。
当たり前に視聴者目線でも見れて。
触れるなんて。
泣くしかないと思う。
ドラゴンボールファンなら。
自分で再現しておきながら、泣くしかないと思う。
最後に
クオリティの高いフィギュアは今までも沢山ありました。
お値段に見合ったフィギュアも当然、ありました。
でも。
食玩で、ここまで名シーンを「忠実に」再現できたものはあっただろうか?
筆者は記憶に、無いです。
いつもならアドバージファンをメインにオススメしているけど。
今作は。
全てのドラゴンボールファンにオススメしたい。
ドラゴンボール「アドバージ」モーションを、全力でオススメしたい。
サイズ感でもお分かりいただけるほど、世界観が作り込まれています。
このアドバージは。
ドラゴンボール「アドバージ」モーションは。
ドラゴンボールファンこそ、全力で手に入れて欲しい。
それでは
ん~!良い人生を!